【転居後初】第3回 日本独断偏見アニメーション大賞(JDPA)2021

第3回 日本独断偏見アニメーション大賞(JDPA)2021

※すべて個人の感想・位置づけです。「”お前は○○なの?”などというダイレクで拙い中傷」「○○面白いよ?何で観てないの?」などの個人的なご批判や疑心ご意見は固くご遠慮下さい。興味のない方は一切の躊躇いなく戻るボタンをポチッと押してリターンして下さい。重ね重ねお願い致します。
               

JDPA2021

(Japan dogmatic and prejudice Animation Award2021)

「戯言は止し給え。結論だけ拝見しよう」という方は一気にスクロール↓

 

○審査対象作品

(全27本)


昨年と同様に第1話から最終回(話)まですべて観た作品(2021年12月31日時点で完結してない作品は2クールや4クール作品は”全て観る”前提)を対象としています。(対象作品は以下の通りです)。秋作品の2クール以上の年またぎ等(製作遅延も含む)の作品は2021年(令和3年)の最終週分までの話数を審査対象としています。所謂、「深夜アニメ」に限らず朝・昼・夕の全ての時間帯とBS・CS・ネット配信・映画を含む全ての媒体放送・配信作品を審査対象としております。
◇全ノミネート作品

▽冬期7本(作品)
(1)スケートリーディング☆スターズ(冬期)
(2)バック・アロウ(冬期)
(3)SK∞ エスケーエイト(冬期)
(4)俺だけ入れる隠しダンジョン(冬期)
(5)ゲキドル(冬期)
(6)回復術士のやり直し(冬期)
(7)幼女社長(冬期)

▽春期7本(作品) 
(8)ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(春期)
(9)戦闘員、派遣します!(春期)
(10)86-エイティシックス-(春期)(秋期)※12月末の話数まで
(11)幼なじみが絶対に負けないラブコメ(春期)
(12)シャドーハウス(春期)
(13)東京卍リベンジャーズ(春期)
(14)美少年探偵団(春期)

▽夏期3本(作品)
(15)うらみちお兄さん(夏期)
(16)かげきしょうじょ!!(夏期)
(17)迷宮ブラックカンパニー(夏期)

▽秋期10本(作品) 
(18)逆転世界ノ電池少女(秋期)
(19)ディープインサニティ ザ・ロストチャイルド(秋期)
(20)takt op.Destiny(秋期)
(21)プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~(秋期)
(22)SELECTION PROJECT(秋期)
(23)大正オトメ御伽話(秋期)
(24)先輩がうざい後輩の話(秋期)
(25)かぎなど(秋期)
(26)しょうたいむ!~歌のお姉さんだってしたい(秋期)
(27)世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する(秋期)

 

冒頭、私的な事情により2022年(令和4年)から新作の視聴本数を超大激減させました。なので単刀直入に言いますと「次があるか分かりません」。少なくとも1~3回までのやり方は出来なくなるかと思われます。作品を観なければ良いもイマイチも何も言いようがなくなるので根本的に選びようが無くなるかと思われます。それでも続投を待ち望んでいる方がお1人でも居るなら大幅縮小なども含めて継続を模索したいと考えて居ります。

何はともあれ「区切りの3回目」という感じです。まあ、ぶっちゃけ無くなっては誰も困らないとは思いますが。

 

 はい、という訳で冒頭のエクスキューズが終わったので本文です。1年ぶりの第3回目です。この文章を書いてるから一応、異世界行きになって無いようです(笑)。色々ありまして今年は大分、遅れてます。まあ、人生いろいろあるので。という訳で日本独断偏見アニメーション大賞2021(独偏2021/Japan dogmatic and prejudice Animation Award2021-JDPA2021)の各受賞作品が決定したので、個人の趣味なので好き勝手に発表させて貰います。好き勝手にラブホ連れ込んで何もつけずに好き勝手に暴走して”(子供が)デキてしまわれたら”が認知もせず好き勝手にどっかにとんずらしてドロンする奴よかマシだろ!(どういう例えだ)JDPAに関しては異議や異論を言われた事は無いですが受け付けも受け入れもしませんってのは毎年お馴染みです。『2021年の駄作No.1アニメ決めようずうううwwww』とかは5ちゃんねるだか2ちゃんねるだかの専売特許として譲るんで私は一切やりません。仮に「この作品良かったよ!」と言って制作スタッフ諸氏等にブチ切れられたらこの時空・世界で何も出来なくなってしまうので無理矢理にでも良かったよ大賞やってやります。ええ、信念を通すなら勿論ですとも。正賞も副賞も勿論、無いですが1人でもファンが居てくれるのは悪い気分じゃないと前向きに捉えて貰えれば幸いです。

で、以下去年のコピペで『何のしがらみも無いので(特に巨大な)テレビ局・広告代理店・出版社・配給会社・グッズ会社・(総合)商社などに配慮・忖度する必要もなく、大手・中小声優事務所へのお伺いも要らないし国内100億超えの超ヒット作映画でも「うーん、個人的にはねぇ・・」と思うやつはキッパリとバッサリと外したりと一昨年や去年と同様に「超独特極まる」選考ができてご満悦です。』とまあ、コピペと言いながら結構変えてますが。いつもと同じ様に一次、二次、三次選考からの最終選考を経て最終決定しています。今年は最終段階で凄く悩んで居ました。去年は良い作品が多かったんだと思います。前述の通り、今年から視聴本数を大幅削減しました。本音を言うと「1話見たら12話(最終話)まで観ないと気がすまない症候群」なので3話ぐらいで決定的に合わなくても最後まで観なきゃという自己脅迫が働いて残りの9~10話の視聴が苦痛に成るんですよ。なので、大幅に減らして様子を観ることにしました。本当に次があるか否かは不透明であり来年のことを言うと「鬼が笑う」と言う諺・格言(迷信?)もある通りなので特に深くは言いませんが冒頭に書いて有るそのままの通りだと思って貰って確かです。

まあ、そういう訳でお時間の有る方は区切りの第3回目をどうぞ。

ニコニコブログから追い出されてハテナに来たのは仕方ないんだけど使い勝手がねえ・・という感じです。中央寄せとか面倒だし。文字の大きさが細かく指定できないし。

はぁ・・・余計に文章書くのが辛い。

 

-受賞作品一覧(全15部門)-

(2022年(令和4年)3月1日発表)

 

◎最優秀賞 86‐エイティシックス‐

(2021年春(秋)作品/原作:安里アサト/監督:石井俊匡/制作:A-1 Pictures

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86‐エイティシックス‐

【総評】まず、直近3年間でここまでの総合的な完成度を見せてくれた作品は86だけだと思います。単に映像が凄いとか音楽が良いとかキャラ設定が卓越しているとか、そういう断片的な事ではなく「これを映画ではなく連続(TV)アニメーションでやるとは・・」と驚愕、驚嘆するほどの圧倒的な動きと包み込む作品美。いや、そう言う言葉で形容して済ませて良いのかさえ思考が錯綜し、言葉が迷子になるレベルです。「これがライトノベル原作?いやいや、まさか・・」と言うぐらいに。昨年、最優秀に持ってきた「イエスタデイをうたって」が『静』の最高傑作ならば、86は『動』の最高傑作に成りえる程の可能性を秘めていると思います。主題が戦争なのでストーリーとしてはかなりの重厚感があるのですが、スピアヘッドのメンバーや暫定大統領などの1つ1つの言葉や行動に重要な意味(隠喩)が秘められており、己の信念を信じ貫いて行動する彼ら・彼女らからは悲愴感よりも強烈な使命感と、そして、こんなに重たい作品なのに「希望」さえ感じる。だから86は悲劇でありつつ決して悲劇的では無いと私は思っております。何の因果にせよこの作品に出会えて本当に幸福に思います。残念ながら出会って不幸に思った作品も有れば、真逆もあるのだな、と。この世界とは本当に分からないものです。『屈服せず抗おう、まだ明日があるなら。』そんな強い意志が伝わって来る作品です。最優秀じゃ物足りない。それが「86‐エイティシックス‐」という作品であると私は思っております。

 

《以下、優秀賞4作品》

○金賞 戦闘員、派遣します!

(2021年春作品/原作:暁なつめ/監督:赤城博昭/制作:J.C.STAFF

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戦闘員、派遣します!

【総評】面白いです!素直に楽しいと思える作品です。外見はさほど悪くない(むしろ良い?)が中身がヘッポコでポンコツな主人公を超優秀な(人型)アンドロイドがサポートする・・・ん?何か国民的に超有名なご長寿作品でそんなのあったような・・・いや、んな細けえ事は良いんだよ。主人公もヘッポコだけど(キサラギ)アリス以外の美少女?美女?も相当ヘッポコ大集合の愉快な仲間たちなのでツッコミどころ満載でそれが良い!「金持ちと結婚する為に躍起になる剣士」やら「足が汚れるからと言う理由だけで歩かない魔道士」やら「食欲求しか無い亜人」やら、まあこれでもか!っと位にポンコツ全員集合!(因みにリアルタイム視聴で「全員集合」観た事ないです。どうでも良いけど)と言う感じで「もう、○○○○系(利害関係者が異常に多すぎて怖くて1文字も書けません。世界的大ヒット作品の”アレ”です)とか飽きたよ・・」って方に是非、オススメしたい。これだけオツムのネジを全部取り外して観れる作品は昨今、お目にかかれない。「この主人公くずううううぅーー」って言いながらもそんな主人公についつい愛着が湧いちゃうんですよね。男は黙ってサッ・・じゃなくて観ろ(ドン!)。ブラックジョークもほぼ無いので純粋なギャグ・コメディとして素直に楽しめます。唯一の難点は女性向きじゃ無い点(BL展開するにもモブ以外の男居ないしな)だけど、ここまで男性向きに極振りしてくれた方が個人的には有り難いです。暁先生とスタッフの皆様ありがとう!ってJ.C.STAFF去年も金じゃねえか!(2020年版のブログも見てねという遠回しな誘導)

 

○銀賞 回復術士のやり直し

(2021年冬作品/原作:月夜涙/監督:朝岡卓矢/制作:ティー・エヌ・ケー

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回復術士のやり直し

 【総評】ドイツのアマゾンランキング(アニメーショル・セル部門)でぶっちぎり1位になった事でも話題になった本作です。(やっぱ日本とドイツってDNA的に共通項でもあるんだろうか?)まず、グロテスクな部分と官能的な部分が色濃く混ざり合って居るので人をかなり選ぶ作品なのは確かだと思います。それでも既刊9冊で250万部って相当な読者数だと思いますが。ひぐらし(の鳴く頃に)と、どっちがグロいかなぁ?と思うぐらいにそういう演出は強烈だし、エロティズムな部分は完全にナイスボート(画像差し替え)されてるし「何を観てるんだろ・・」と言う気持ちになる事もありますが、とにかくストーリーと全体演出が秀逸。序盤で主人公が絶望的に救われない展開からの・・・「ほぉ、こう持ってくるのか・・・」って感じに成りました。流石、大ベテランの筆安先生(※シリーズ構成&メインライター)。ただ、女性視点側で観るとぶっちゃけ相当に不愉快になる可能性があります。それは予め言って置いた方が良いでしょう。ただ、男性側視点で観るとかなり愉快・痛快で「千倍返しだ!!」的な某○沢さん的なストーリー構成になっています。ストレートなエロティシズム的な部分はDVD(Blu-ray)やらCS放送やらで観て貰うしか無いですが、この1話からのどん底のどんどん底からの2話以降に続くお話展開・演出は一見の価値があると私は思っております。こう言っては何ですが「スカッとする」気持ちになれる方も結構、居られるんじゃ無いかなと。これ以上はネタバレすぎになっても行けないので書きませんが取り敢えず色々と鬱憤や鬱積がある方に取っては良薬になってくれると思います。まず、1話と2話を観て貰うと「お、良いかも」又は「あーコレいかんわ」の両極端に分かれると思うので試しに観て頂くと良いかも知れません。まあ、でもBPO案件にならなくて良かったねと言う位の強烈さはありますが。自主規制が強かったから見逃してくれたのかも知れません。とにかく、私個人は銀賞に値する秀逸な作品だと思います。

 

○銅賞 美少年探偵団

(2021年春作品/原作:西尾維新/総監督:新房昭之&監督:大谷肇/制作:シャフト)

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美少年探偵団

【総評】登場人物が美少年ばかり?また乙女さん向けか・・。と思って居たら結構、ガチで本気の推理作品に仕上がって居ます。キャラクターにしか視点が行かなければ確かに女性向けとも言えるのですが、この西尾維新氏、今まで敬遠して来て失敗だったなと思わせる位に超ハイスペックなお話が創れる方なんだと本作を通じて痛感しました。キャラの基本設定はちょっと無理有りすぎない?と思ってしまう点もあるのですが、序盤の事件発生からの思わぬ展開が二転、三転と繰り返して「そういう結末に持ってくるか!」と思わず良い意味で溜息が漏れてしまう程の大雑把に見えて綿密な構成・構築して来る才覚は凄まじいの一言に尽きます。美少年と言いながら異様に個性が強い団員達にもしっかりと謎を解くヒント出題者の役割を担わせながら、終盤の正に華麗な着地点へと牽引して行く演出は上から目線で恐縮ですが天晴です。主人公兼ヒロイン?の瞳島(♀)を起点とした団員や脇役達との交流は有る種「恋愛劇」のメタファにも成っており、団長の双頭院と美少年団員、そしてそれを取り巻く美少年脇役達との然(さ)りげ無い会話や交流の二重奏、三重奏は「これって乙女ゲーだよなぁ」と言っても過言では無い程の遠回しながら1人の少女と複数の少年たちの逆ハーレムチックな乙女テイスト的トキメキ物語となっていると推察するのは深読みし過ぎ?シャフト(と言うか新房監督作品共通の)独特のカット割りと数多のギミックは本作でも遺憾なく発揮されて居る・・のは良いけど「これ、視聴者ついて行けてる?」と只の一視聴者ながら懐疑(心配?)に思う点もあった。なにはともあれ、作品自体の完成度は高水準であり「推理モノ」「逆ハーレム恋愛モノ」「ホラー(要素)モノ」「美少年キャラクターをただ眺めるだけのモノ」等の様々な角度・視点で観る事が出来る作品構造になっている。『どうしても女子(女性)キャラが沢山居なければ嫌だー』と仰るなら無理して薦めはしないが、アニメ好きというより変化球的な作品好きや推理作品好きなら取り敢えず観て後悔は無いと思う。でもさ、幾らベテランで安定感があるとは言え、女子中学生役に坂本真綾氏を使うのはどうなの?と個人的に引っかかった。せめて20代後半の熟れてきた若手じゃあかんかったのかな?と、まあ、あえての苦言はそれだけです。

 

○銅賞 逆転世界ノ電池少女

(2021年秋作品/原作:伽藍堂/監督:安藤正臣/制作:Lerche

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逆転世界ノ電池少女

【総評】某超有名陰鬱自己破滅滅亡型ロボット作品をそこそこ悪くない主人公と性格の良い美少女達(至極、個人的に1人を除きたいが)に加え出来得る限りストーリーをコメディチックに全体構成を和らげた結果、こんなん出ましたけど~と言う感じの作品になっています。ざっくりですが。優男ながら意外と芯が通ってる主人公が居て、それを支えてるのか主人公に甘えてるのか分からないが取り敢えず性格が良くて可愛らしいメインヒロインの存在。高飛車でやや高圧的だが所謂「ツンデレ」チックなサブヒロインその1。過去に色々問題を抱えながらもそれを表に出さず主人公達の超有能ブレーンとして活躍するロ○系サブヒロインその2。あと、ヘッポコだけど憎めない上官と格好は良いが何処か間が抜けている悪役達が登場し何故かオタクカルチャー(サブカルチャー)だけを集中的に目の敵にして排除しまくろうって主旨の作品です。SDタイプの搭乗型ロボットも出てくるのですが、個人的にそんなに強い意味(有意性)は無いと感じました。ロボットが一番大事なのではなくロボットを動かす主人公(細道)と電池少女たちが重要な訳です。1番に心地よく感じたのがファイルーズ(あい)の声当てキャラクター(赤城りん)が声音と見事にマッチしているなと感じた部分です。所謂「ボクっ子」何ですが性格的にか弱くもなく、だが、威圧的でも攻撃的でもなく丁度、塩梅の良い柔らかい性格で「ああ、(男から見た)カワイイ女の子の最優秀的”模範例”だよな」と言う感じです。古風な言い方をすると『私がこの旦那(主人公)を支えないと他に誰も居ないんだよぉ!』と言う勢いで正に良妻賢母の資質満載の”明るく・元気で・可愛い”の三拍子揃った最高級ヒロイン(褒めすぎ?)。それだけでこの作品の存在意義が十分にあります。『良いから男ならガッツリ稼いでこい(私はやらんけど)』『でも、男女平等だから掃除もやってね』『あ、同様に食事も作ってね』『平等平等、買い物も行ってね』『男女平等!ゴミ出しもしてね』とか「お前何様だよ。一般人なのに未だにご○○気分のマ○様体質ですか?」と嫌味を言いたくなるほど性格が腐りに腐りまくった令和の女王様達が苛烈に跋扈するこのリアル世界の対極にあるのが令和が来なかった(※公式設定です)パラレル電池少女の世界だと私は思っております。つまり、変な表現かも知れませんが「男が居て良い世界(アウェイではなく完全なホーム)」をこの作品では描いているのだと私は感じました。意図的・恣意的に『女の子可愛そうー』なフィクション物語を作っても現実が上述の通りなので「え?令和女王様達の何が可愛そうなの??」で終わりです。加速する男女平等のお題目の下で「企業の社畜と家庭の家畜」を兼務する男はもはや大袈裟な表現を承知で言えば奴隷一歩手前まで来ており、そこまで来て「何で男性は可愛そうじゃないの?」と不可思議に思うレベルです。電池少女の世界は主人公の細道というホスト崩れ(そもそもホスト向きじゃ無い)のウダツが上がらない優柔不断な男が良妻賢母(的な少女達)に支えられ「君(主人公)が必要なんだ。君が居なく成っては困るんだ!」とその存在意義を全肯定される”セカイ”なのです。だから細道くんは力の限り悪の軍団に立ち向かって行き、良妻賢母(電池少女)達は己の命運をかけ彼を支えるのです。ただ、それが明瞭になって来るのはストーリーの後半になってからなので前半だけ見てると「ん?ヤサ男と少女が悪の組織と戦うお話?」としか見え無いと思います。ギャグ・コメディ色が強い(私個人はそれ自体も方向性として正しかったと思いますが)本作なのでその部分に目を引きつけられがちですが、電池少女の世界は「主人公を主たる媒介としつつ男性の存在意義を十二分に描き、その必要性を強く訴えた」作品だと推察しています。貴方は居て良いんだよ・・と言う消極的なメッセージでは無く、「貴男(あなた)の存在が必要なんです」と(コメディ部分を除いてみると)視聴者に真剣に真っ直ぐに『強く』語りかけてくれる愚直なまでに真面目で嘘偽りが無い世界を説き描いた。それが逆転世界ノ電池少女。これはリアル令和日本と完全に離反した「逆転の物語」なのです。

 

なお、参考までに今年も「東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)2022」の順位を付け加える。(総評278,332票)
https://animefestival.jp/ja/post/15547/
86-エイティシックス-→21位(2,128票)
戦闘員、派遣します!→ランク外
回復術士のやり直し→ランク外
美少年探偵団→ランク外
逆転世界ノ電池少女→対象外(2021年9月30日までの作品が対象)
(なお、去年は期間外だった魔王城でお休みは37位(763票))

※2022年(令和4年)2月10日時点。

 

(中間的に言っておきますが敬称略です。悪しからず)

 

【声優の部】

○男性声優賞

村瀬 歩

(むらせ あゆむ/33歳/米国出身(州は非公開)/ヴィムス・所属)

【総評】第2次成長期に変声期を迎える(成人)男性にとって変声期前の(主に12~13歳以前頃の男児)役をやろうとすると(声音が妙に低音すぎて)強い引っかかりを感じる物だが、氏は全く違和感を感じさせない美しいソプラノボイスで児童役を十二分に演じきれる極めて稀な才能が有り、男性で有りながら変声期前の男児役を『自然に』こなせる声優界隈でも数少ない存在である。同時に変声後の男性役の演技も卓越しており(やや中性的ながら)若い女性役さえこなしてしまうオールラウンダーぶりは将来的に声優業界の宝になって行くだろうと言う評価をした。

 

○準・男性声優賞

森田 順平

(もりた じゅんぺい/67歳/福岡県出身(出生は京都府)/マウスプロモーション・所属)

【総評】一般的には有名ドラマの俳優として活躍されている事が多い様だが、ほぼ実写ドラマを観ない私に取ってはそのサイドの評価は難しいので一切控える。それを踏まえた上で『アニメ‐ドラマ』作品にも多数出演されている氏の低音ながら重厚で心に響いてくる心地よい声量は聴く物を強く惹きつける物があり、今後も多くの作品への出演を望みたく成る「まだまだご活躍が期待できる」大ベテランと言う評価をした。

 

○準・男性声優賞

古川 慎

(ふるかわ まこと/32歳/熊本県出身/トイズファクトリー・所属)

【総評】一言で言うと「凡庸だが非常に安定感がある」と言う所だろうか。取り立てて強い特色がある声優では無いが、的確にヒットを打ち内野安打に出来る力量が有る信頼感が持てる実力を兼ね備えた声優と言う感じである。主役級と言うよりは頼りがいのある準主役、脇役という印象だろうか。寧ろ、作品にとって卓越した脇役の存在は必要・不可欠なので氏の様な存在は非常に重要であると言う評価をした。

 

○女性声優賞

小市 眞琴

(こいち まこと/非公開/東京都出身(出生は長野県)/ステイラック・所属)

【総評】元々が舞台女優だっただけあり非常にハイレベルと演技と七色の声量が出せる声優である。幼年役から成人女性役、男性向けから女性向けまで幅広く活躍し、様々な作品で氏が持つ卓越した力量を力強く発揮している。取り分け幼年男子役の声量の使い方が上手であり、女性ならではの透き通ったソプラノ声は個人的な評価が高く、秀でた能力を持っていると感じた。今後が期待できる女性声優のホープである。

 

○準・女性声優賞

富田 美優

(とみた みゆ/22歳/埼玉県出身/アミューズ・所属)

【総評】今回の正・準を決めるに辺り上記の小市氏と、どちらにするかを散々に迷わせた程にやはり極めて高い能力を持った声優である。取り分け女学生・女児を中心に若い女性役の演技が群を抜いており稀に見る才能を持っていると感じた。何をやらせても一定以上の水準に上げてくる実力は見紛う事無く本物であり、演技の幅をどれだけ広げて来るか大いに期待出来る女性声優である。良い意味で同世代の若手声優と切磋琢磨して言って欲しい。

 

○準・女性声優賞

ファイルーズあい

((門田)ふぁいるーずあい/28歳/東京都出身/プロ・フィット所属)

【総評】単刀直入に言うとそこまで高い評価をしている訳では無いが、氏の独特のイントネーションや声量には個人的に大きく惹きつけられるものがある。取り分け若い女性役の声は非常に耳障りが良く、ずっとリピートして聴いて居たいと思わせる程の不思議な魅力を持っている。若干、遅咲きではあるが声優界隈では十分に取り戻せて行ける年齢なので今後に期待したい声優の1人と言う評価をした。

※男性・女性とも絞りきれずトリプル受賞とさせて貰った。

※年齢は2022年(令和4年)1月31日現在のものです。(非公開除く)

※肖像権の問題は非常に面倒なので写真等は一切ありません。

 

【キャラクターの部】

○男性キャラクター賞

戦闘員六号

(戦闘員、派遣します!・(一応)主人公)

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戦闘員六号

 【総評】まず「クズ~!」である。スケベで怠惰で面倒くさがりで常に女の尻ばっかり追ってるダメ男である。まあ、多分だが女性人気はイマイチ?だろう。

が、それが良いのである。真面目な顔して剣構えてキリッと格好つけられても「ふーん・・で?」としか思わない。こんなクズだけど仲間を大事にする事もある。こんなクズだけど窮地を覆す力がある。こんなクズだけどちゃんと周りの事を考えられる優しさも兼ね備えている。クズだけど相棒のアリスエモンに泣きついて(??)何とかして貰う事もある。クズだけど何故か憎めない愛嬌がある。メンタルがぶっ壊れそうな程に暗い世相と作品が蔓延している現代だからこそ、こういう主人公が有る種の一服の清涼剤になるのだと思う。クズでも良いじゃないか人間だもの。(み○王)いや、クズクズ言ってるけど根は良いやつだよ、ガチで。ちょっとだんしー、クズっていいすぎー。

 

○準・男性キャラクター賞

双頭院 学

(美少年探偵団・主人公)

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双頭院 学

 【総評】「とにかく華麗に美しく」を最重要に標榜しお題目にしている探偵団の最年少団長様(他は全員年上)です。まあ、美少年なのはともかく『徹底した”美”への探求』はキッズとは思えない程の拘(こだわ)りぶりです。頭はキレるし状況判断は的確だし推理力は抜群だし、もう非の打ち所が無いって奴ですね。でも、外で犯行現場を視察してる時は石でアスファルト地面をカリカリしたりと子供らしい部分もあったりで。うーん、何か今までに居そうで居なかったタイプのキッズだなぁって感じですね。ぶっちゃけ、中途半端に最年長を頭(トップ)に持って来るより最年少持って来たほうが問題が無い気もしますね。キッズだから少し生意気でもまあ、許せちゃうみたいな感じで。不思議な魅力満載少年って感じです。

 

○女性キャラクター賞

キサラギ・アリス

(戦闘員、派遣します!・ヒロイン?)

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キサラギ・アリス

【総評】困ったら色々(主に武器)出してくれたり、駄目なクズ主人公の尻拭いしたり、窮地に立たされたら速攻で解決するアイディアをバシッと出したり、と何でも出来るアリスエモンさんです。人間じゃ無いんですが(人型アンドロイド)細かい事は良いんです。口はちょっと?悪いけど気遣いができて優しくてクズ~な主人公の失敗をフォローしてあげたりと最高の女房役です。何より(人間じゃ無くても)美少女なら文句はありませんってこってすよ、そりゃもうね男だもん贔屓しちゃうよね。これで色々ケチつけようなら罰があたりすぎます。こんなんずっと一緒に居てくれるなら人生超ハッピーってもんです。(アンドロイドだから)歳取らないしな(多分)。

 ※男性キャラクターは選びきれずW受賞になりました。

 

【各種部門】

○スタジオ賞

A-1 Pictures

【総評】徹底的に高水準なクオリティを維持するのに手間と時間を惜しまない制作姿勢を高く評価して。

 

○監督賞

内海 紘子

(うつみ ひろこ)

(年齢非公開・出身地非公開)

【総評】主にエスケーエイトに置ける完璧と言って良いほどに作り込まれたキャラの造形と動き、演出エフェクトや場面展開は只管に圧巻の一言に尽きた。稀に見る天才的な実力を持っている方だと思います。(但し、エスケーエイトの全体的なお話自体は私個人的な好みでは無く(掠っても居ない)全くの守備範囲外です)

※最終候補として石井俊匡・赤城博昭・内海紘子の3名が残った事を附則する。

 

○美術・背景賞

シャドーハウス

美術監督坂上裕文・後藤千尋 美術設定:前田みつき 美術監修:加藤浩 プロップデザイン:吉田優子 他背景・美術スタッフの方々すべて 制作:CloverWorks)

【総評】全話を通し綿密で細かく、そして美麗な背景・美術は1つの絵画的芸術の域に達していると言う評価をした。

 

○主題歌賞

境界線

(86‐エイティシックス‐OP2/歌:amazarashi 作詞・作曲:秋田ひろむ)

 

○準・主題歌賞

Cry Baby

(東京卍リベンジャーズOP/歌:Official髭男dism 作詞・作曲:藤原聡 編曲:Official髭男dism)

 

○アニメーション映画賞

該当作品無し

 

○お気に入り話数賞

正賞の該当無し)

 

準賞‐1

世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する:Plan-01「信用の報酬」

(脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:岩畑剛一&田村正文 演出:田村正文)

準賞‐2

戦闘員、派遣します!:第九話

「肉食系キメラ」

(脚本:重信康 絵コンテ:遠藤重明 演出:則座誠)

準賞‐3

美少年探偵団:第8話

「挿絵と旅する美少年その1」

(脚本:木澤行人 絵コンテ&演出:岡田堅二郎)

 

【話数賞の選考について】

「全話視聴している作品である事」(+全話視聴する前提)を大前提としながら、特に印象、インパクトに残ったストーリー・演出回をピックアップし「私的により強烈・鮮烈・優秀」に感じた回を正賞・准賞として選出した。評価等は直接的なネタバレに成るのであえて書かない。

 

○特別賞

  (順不同)


しおこんぶイラストレーター/キャラクターデザイン)※キャラデザとして
渡辺明夫(キャラクターデザイン/キャラクター原案)※キャラ原として
黑澤桂子(キャラクターデザイン/作画監督
上江洲誠(脚本家/構成)
初見浩一(監督)
むとうやすゆき(脚本家/構成)
大貫健一(キャラクターデザイン/作画監督
太田恵子(キャラクターデザイン/作画監督
谷口悟朗(監督)
木村暢(脚本家/構成)
ボンズ(アニメーション制作会社)
冬馬由美(声優)
皆口裕子(声優)
坂本一也(監督)
キナコイラストレーター/キャラクターデザイン)※キャラデザとして
中村悠一(声優)
阪口大助(声優)
すずきけいこ(声優)
たみやすともえ(声優)
保志総一朗(声優)
中博史(声優/俳優)
田中真弓(声優)
野沢雅子(声優)
小林清志(声優/俳優/翻訳家)
東映アニメーション《旧・東映動画》(アニメーション制作会社)
(順不同・敬称略)全25人物・団体(海外(出身)含む)

※大ベテランの方に対しては超長年に渡る個人的な敬意を表す事による選出となっています。
※受賞者の中には故人も含まれています。が、(2022年2月28日)時点で故人はいません)
漫画原作者はあらゆる業界の各漫画賞が決めれば良いと思ったので受賞者対象から外しています。(一昨年・去年と同様)

 

 

【最後に】

色々とありまして本来予定位していた発表日から約1ヶ月ほど遅れての公開となりました。本当に書いても書いても全く終わらなくてヒイヒイ言いながら何とか締めの文章を書いています。

冒頭の通り視聴本数を超大激減させたので来年どうなるか分かりません。最も人生自体がどうなるかも分かりませんが。まあ、鬼が笑う話です。

せっかく締め?の3回目なのでこのブログ1本を書くのにどんな工程を経ているのか勝手ながら披露させて貰おうかと。

まず、当然アニメーション作品を1年通して出来るだけ多く見るというのは当然です。11月の終わりぐらいに成ったら来年度分のJDPAを公開するための段取りなど準備を始めます。原則、2月の公開を目指してどういう形式でやるかを考えつつ何処を残し、何処を変えていくかを考えます。12月が過ぎたらいよいよ本格的な選考に入ります。選考すると言っても複数人の審査員が居るわけでは無いので協議・話し合い会議等をする事は当然ありません。私1人の判断に依るので例えば今年ならば27本分の作品を十分に精査して1次・2次・3次選考を経ながら徐々に本数を絞っていき、最終選考で受賞作が決定すると言うプロセスを経る訳です。大体、第1次から最終選考まで約1ヶ月かけます。(今年は諸事情でやや短かったのですが)次に、どういう順番で発表するかの構成を考えつつ、最有力作品の引用画像などを収集します。で、いよいよ作品が決まったら本文の執筆に入ります。今回なら紙の400字詰め原稿用紙で約40枚分程の枚数を書いていることに成ります。当然、本文を書くのは非常に大変でまず書けるだけ書いたら、次にフォントサイズ変更や太字切り替えやアンダーラインをつけるなど必要な作業を少しずつ進めて行きます。ブログ自体は無料公開ですがそんな事は関係なく「人様に最低限観て頂く為にはどう言う作業が必要か?」をじっくり考え進めます。そして、一通り文章が完成したら引用画像などをアップロードして載せて、これで基本ベースが一応、出来上がります。しかし、1番大変なのは「出来上がった後です」。一般に言う『校正作業』(アニメ制作会社なら大量に国内・海外から(ネット通して)上がってきた原画の作画修正作業かな?)が始まります。これがとにかく酷く苦痛に感じるほど大変です。日本語の文章としての基本的な動詞や形容詞の用法。助詞・助動詞がおかしくないかやミスが無いかを何十回も読み返して誤りや脱字などを補って行きます。誤字・脱字のチェックだけに限らず接続詞(”だが”とか”しかし”など)・慣用句の間違いが無いか、人名・地名が正しいか、載せて頂いた方の年齢や出身地に誤りが無いか、「てにをは」に間違いが無いかの再確認。句読点などが適切か区切りが正しいかなどを延々と繰り返します。例えば「しかし、○○は良いだろう。しかし、☓☓については・・」などの文章の場合「”しかし”の慣用句が続き、文章としての見栄えが良くないので”だが”や”けれども”に変更して文章の体裁を整えて行きます。あえて砕けすぎた文体・表現を使っていても、それ自体が異常にやり過ぎては居ないか?そもそも文章表現として適切か?などを熟考して必要なら直して行きます。画像を引用する以上は最低限のコピーライトを挿入するため著作権表記の確認をして本文に挿入します。文字を大きくしたり、太字にしたりなどの作業をする際に簡易版(見たまま版)での修正が困難な場合はHTML言語を直接いじくり、全体的に見やすい画面構成に成るようにブラッシュアップして行きます。HTML自体は簡易なコンピューター言語ですが、1文字でも間違うと本文に設定を反映してくれないので慎重に1字1字変更箇所を入力(コピペ出来ればコピペ)して行きます。style="fontのダッシュが抜けたり、eをaなどに打ち間違えたらそれだけで本文のレイアウトが狂うので何度も確認をします。一通り出来たと思っても更に10回、20回見返して必要なら文字表現を変えたり、加筆したり、削除したりを繰り返します。これでようやく皆さんに公開できる「最低限」の段階には達したと最終判断して一般公開に踏み切りるという感じです。勿論、準備から執筆と校正、資料集めや赤字入れなど「全部1人」でやります。正直、そりゃー途中でグロッキーにも成ります。ブログ自体は「個人の日記」ではありつつ、日記と異なり人様に公開する以上は好き勝手に書けば良いわけでは無いので、その点は特に大きく気を使って居ます。もし、「無料ブログ記事にここまでやってるのか・・」と少しでも思って頂けたら苦労したカイもあります。私はプロのライターや構成作家などではありませんが、気持ち的にはそういう姿勢で文章作成に臨んで居ります。とまあ、JDPAブログの作成開始から最後の公開段階まで流れを書かせて頂きました。完璧と思える文章は私自身作れない(何が完璧かが掴めない)ので「最低限見れる文章」を目指して作業をやっている感じです。まあ、あまり神経を尖らせても良い文章は書けないのですが。

閑話休題。最近は、声優さんが表に出る機会が非常に多くなった影響なのか「イケメン声優の○○さん」とか「美人声優で名高い○○さん」など声優専門誌だけでなく漫画雑誌などの表紙を飾る事も珍しくない時代になって来ました。ただ、個人的には「声優さんの演技力・声量等」にしか興味が無いので男性1位にさせて貰った村瀬さんや女性トップにさせて頂いた小市さんのご尊顔は全く観たことがありません。まあ、今どきなので画像検索で観ようと思えば観れるのでしょうが別に観たいと思わないので特に観ません。一応、声優さん情報の1つとして声優事務所も付加させて貰ってますが声優さん自体に強い拘りが無いので「声優事務所ってこんな沢山あるのか・・」と驚くばかりです。無論、年齢や出身地などもとっくに還暦を超えている大御所声優の方さえ全く存じないので声優さんの詳細情報を観て驚嘆する事が一杯でした。逆に「どの作品がどのアニメ制作会社の”制作”か」とか円盤(DVD)発売会社が何処かの方がよほど知識はあるかなと自負しております。それぐらい(見方によってはその程度かも知れませんが)のアニメファンです。もっと俗的に酷い表現もありますが公開ブログなので「ファン」程度に留めて置きます。

最後に・・しては異常に長い文章になってしまいました。ニコニコが去年の3月某日急に「小生、(個人向け)ブログ運営もうヤダ!止める!」とか言い出してから引っ越し作業が非常に大変でした。何の巡り合せかハテナの存在を知っていたのでハテナブログ(ともう1つ)さんにお世話になる事にした次第です。使いがっては悪くないのですがニコニコと仕様が違う部分も所々あったので今回は本当に作成が大変でしたよ。まあ、何とか完成して良かったです。歳のせいだと思いたく無いのですが文章作成が年々キツくなって来てます。ツイッターとかのSNS位の短さだと逆に気軽に書けて良いのですが。でも、「無料(に近い)」ならまだ新作アニメ(陰鬱オンリー系は拒否しますが)を見る気持ちはあるのでそんなにオジジ(笑)になったとも思いたく無いですかね。流石に250~300ページある「ラノベ」は無理です。ぶっちゃけ50ページぐらい見て「もう、勘弁」ってなります。そもそもライトノベルって言われる以前はティーンズノベル(10代向け小説)って呼称されていた時代もあったんですよ。私の年齢は非公開個人情報に付き伏せますが「幾ら何でも10代向け小説は流石にキツイなぁ(苦笑)」って感じです。まだ、同様の紙媒体なら漫画の方ならワンチャン観ようと思わない事も無いのですが。

定例企画になれるかなーなんて思いながら何とか第3回まで来れました。1人でやらなければ成らない大変さはとても大きいですが、1人で出来る気楽さや楽しさも当然あり、良き点と悪き点が丁度50%の半分ぐらいって感覚です。「若いクリエイターさんや声優さん。アニメ関係者さん等の応援企画」で初めた側面もあるので全部が全部では無いでしょうが僅かでもJDPAがそうなれて居たら幸いです。

それでは第3回目はこれで締めます。すっごく大変でしたが完成した後の充実感もとても大きいです。有難うございました。アニメが好きで本当に良かったです。じゃーねー\(^o^)/

 

・・最後にケチつける訳じゃ無いけど「お、何か2期(続き)ありそうじゃ無い?」的な終わり方して結局、作らないのは止めましょうよ・・・って偉い人(所謂、企画&出資者)からそういう感じで作れって言われたら逆らいようも無いのだろうけど。

因みに第1回(2019)と第2回(2020)も勿論あるので良かったら観てね。

当然だけど自分で選んだ作品だけあって再視聴回数はどの受賞作品もズバ抜けて多いです。何回観ても良い作品は楽しめます。「面白い!」はハイエンドの最高級の賛辞であると個人的に思ってます。以上!

(以上!とか言って公開した後も細々と修正作業するんだろうな・・・)

 

※誤字・脱字等のご指摘があれば迅速に修正します。また、私自身見つけ次第、直ぐに直します。宜しくお願い致します。

(最終修正更新日:2022年(令和4年)4月4日)

※修正については細かい文章の過不足についての加筆・訂正等のみで大元の受賞作・受賞者は3月1日発表そのままで一切、変更はありません。

 

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