銀魂を制作しているBNpicturesってなに?(簡単に)

正式名称
BN pictures(バンダイナムコピクチャーズ

今年の4月1日にバンダイナムコHDの子会社であるバンダイナムコエンターテイメントが「低年齢層向けアニメーション作品」を制作する為サンライズから分離させ設立したアニメーション製作会社である。
Bはバンダイ、Nはナムコの頭文字であり単純明快な社名である。
銀魂第4期で行き成り社名が登場したとおもわれているがIR的には2月に発表済み。
1つの会社が2つのアニメ制作会社を子会社として抱えたと言う事の様。

サンライズは解体したのか?」

そんな訳は無く現存している。サンライズバンダイナムコが株式の99%を持つバンナムバンダイビジュアル)の連結子会社であり、元は(ナムコとの合併前の)株式会社バンダイの子会社であった。
(因みにシンエイ動画ドラえもん)はテレビ朝日の子会社で、マッドハウスカイジ)は日本テレビの子会社。エイケンサザエさん)はADK(広告代理店)の子会社。東映アニメーション東映の子会社。サテライト(マクロスF)はパチ製造会社の子会社。意外だがジブリ日本テレビの子会社では無い。プロダクションIG(攻殻)などは逆に出版社などを傘下に置く「子会社を持つ側のアニメ製作会社」である)

今まではバンダイナムコが版権を持つほぼすべて(デレマスはA-1だけど)のアニメーション化に置ける制作をサンライズが請けおって来たが、今後は「高年齢視聴者向け」アニメーション制作に特化する計画の様です。多分、ラブライブとか「深夜アニメ」ばっかり作るんじゃ無いかね。

銀魂はどう見ても低年齢向けじゃ無い」

その通りだけど、推測するに放映時間帯で区切っている可能性が高い。内容は深夜42時相当でも「夕方18時」のキッズタイム放送帯には変わりないので「一応』低年齢層向けに振り分けられたと判断している。そもそも、週刊少年ジャンプは小学生~高校生(と2割の腐女子)をメインターゲットにしているんだから、本来、小中学生が寝て居ないといけない深夜1時や2時にジャンプ作品を放送する事自体に(個人的に)違和感を感じる。

「面倒だから3行で教えろ」

「BNpictures」→バンナムの子会社で主に子供向けアニメを作る。
サンライズ」→バンナムの子会社で主にオタク向けアニメを作る。
双方同じバンナムの子会社だけど、年齢層やターゲット別に区分けした。以上・


蛇足

銀魂は制作会社名は変わったが高松が音響やって、藤田が監修やって、長くメインスタッフだった宮脇が監督に昇格し、キャラデザも1期から同じ。メインスタッフは(ジャスタウェイの馬主である脚本家は知らないが)全く変わっていません。


補足

サンライズが「BNpictures」に社名変更した訳ではありません。サンライズからBNpicturesと言う同じグループ内の新会社に制作を交代させただけです。(冒頭、銀時が「サンライズがいつの間にか無くなっていた」と言っていたのは銀魂特有の性質の悪い冗談&メタジョークです)

ソース廚は居ないと思うけど、念の為に株主向け資料も置いておきます。

バンダイナムコグループ中期計画2015年4月-2018年3月(平成27年2月12日発信・PDFファイル)※24Pの「IP創出力の強化」を参照
http://www.bandainamco.co.jp/ir/library/pdf/presentation/20150212_Presentation.pdf