お引越しのあいさつ

開始当初から利用していたニコニコブログ(ユーザー向けのみ)の廃止通告に伴い強制的に転居して参りました。数はそれなりに多いですが、すべてニコニコブログで書かれた物です。

はてなブログでは新参者ですがキャリアアップ採用的な感じで迎えて頂ければ幸いです。

 

ブログ内容やコメントなど移管出来るものは「無条件ですべて」移動させたのでイミフな記事も多いかと思いますが、とても暖かい目でご覧頂ければ幸いです。

 

令和3年(2021年)4月6日

滝彦郎

【今年も来た】第2回 日本独断偏見アニメーション大賞(JDPA)2020

第2回 日本独断偏見アニメーション大賞(JDPA)2020

「お気に入り話数賞」が抜けており全15(部門)になって居なかったので該当部分を加筆し訂正致します。何回も修正・校正した癖に、大ポカやらかしてすみません。(2月5日追記)

※すべて個人の感想・位置づけです。「お前の選び方は間違ってる」「○○入ってないけど、本当に観てるの?」などのご批判や疑心ご意見は固くご遠慮下さい。興味のない方は戻るボタンをポチッとお願いします。

                 JDPA2020
            (Japan dogmatic and prejudice Animation Award2020)


「お前のつまらない余談は要らん」って感じで結果だけ観たい方は一気に下にスクロール↓


○審査対象作品(全19本+1)
昨年と同様に第1話から最終回(話)まですべて観た作品(2020年12月31日時点で完結してない作品は2クールや4クール作品”全て観る”前提)を対象としています。(対象作品は以下の通りです)。秋作品の2クール以上の年またぎ等の作品は2020年(令和2年)の最終週分までの話数を審査対象としています。所謂、「深夜アニメ」に限らず朝・昼・夕の全ての時間帯とBS・CS・ネット配信・映画を含む全ての媒体放送・配信作品を審査対象としております。
◇全ノミネート作品
▽冬期4本+1(作品) 
(1)痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(冬期)
(2)異種族レビュアーズ(冬期)
(3)ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。(冬期)
(4)22/7(冬期)
(‐)へやキャン△(冬期)※スピンオフ作品なのでリストには入ってますが「特別賞」以外は対象外です。

▽春期6本(作品) 
(5)波よ聞いてくれ(春期) 
(6)社長、バトルの時間です!(春期)
(7)ミュークルドリーミー(春期)※12月末の話数まで
(8)イエスタデイをうたって(春期)
(9)新サクラ大戦(春期)
(10)グレイプニル(春期)

▽夏期3本(作品) 
(11)ピーター・グリルと賢者の時間(夏期)
(12)天晴爛漫!(夏期)
(13)ド級編隊エグゼロス(夏期)

▽秋期6本(作品) 
(14)魔王城でおやすみ(秋期)
(15)レヱル・ロマネスク(秋期)
(16)まえせつ!(秋期)
(17)くまクマ熊ベアー(秋期)
(18)神様になった日(秋期)
(19)キャップ革命 ボトルマン(秋期)※12月末分の話数まで

第2回・・・出来るのか?なんて思っていましたが、なんとっかっ漕ぎ付けました。皆さん”おはこんばんにちは”の1年ぶりです。日本独断偏見アニメーション大賞2020(独偏2020/Japan dogmatic and prejudice Animation Award2020-JDPA2020)の各受賞作品が決定したので、懲りずに誰からも望まれなくても独断で発表します。無論、異議は受け付けないし受け入れもしません。やっぱり正賞も副賞も在りませんし(特にアニメに興味がない方は)面白くも楽しくも無いと思いますが「この作品好きですわ~」と言われて顔が苦い表情になる方(又は団体等)は「宝くじで2等(1000万とか?)を当てる方より少ない」と決めつけているので独断で全て公表します。
今回も昨年の11月ぐらいから準備(作品は通年で観るので”1年通して”とも言えなくは無いですが)を始めて「去年と同じ位の時期には間に合わせたいなぁ」と思いながらコツコツと進めて何とか間に合ってる?感じです。
何のしがらみも無いので(特に大きな)テレビ局・広告代理店・出版社・商社などに配慮・忖度する必要もなく、大手声優事務所へのお伺いも要らないし映画のヒット作でも「私的には・・」と思うやつはバッサリと外したりと去年と同様に「独特極まる」選考ができて良かったと思ってます。また、それが最大の意義だと思っております。昨年と同様に一次、二次、三次、最終を経てから更に熟慮を重ね再考慮して決めてます・・がその過程は飛ばします。流石に公表したくないし。
あ、今年は1部門だけ増えてます。本数は去年より大分、減ってます。


-受賞作品一覧(全15部門)-(2021年(令和3年)2月4日発表)

(2020年春作品/原作:冬目景/監督:藤原佳幸/制作:動画工房



【総評】「何だかパッとしないボンヤリとした作品だな」と当初は思って居たが、主人公やヒロインたちの繊細で肌理細やかな心の移り変わりを優しく丁寧に書きつつも、中盤から終盤、そして最終回までの二転三転する予想がつかない展開に話数が進むごとにグイグイと惹き込まれ、いつの間にか物語の世界に浸り尽くしていた。原作完結済みの秀作品をアニメスタッフの手腕で見事に綺麗に1クールの芸術に仕上げたのは「お見事です」の言葉しか出ない。2020年作品にこの上無し。

○金賞 ミュークルドリーミー
(2020年春作品/原作:サンリオ/監督:桜井弘明/制作:J.C.STAFF



【総評】原作が”サンリオ”なのでサンリオ作品らしい「明るく元気な主人公」「大切なパートナー(である話すヌイグルミ)」「友情と(先輩への)淡い恋心」「女王様から託された大切なお願い」などの「女児向け」テイストはしっかりと押さえつつ、随所に溢れるベテラン監督や若手演出家・構成作家のポップでコミカルな演出が冴え渡り毎週見ていても全く飽きが来ない。時に子供向けとは思えない奇抜なストーリー回が所々に盛り込まれひと味もふた味も違う独特の世界が味わえる。各所に大人向けのギミックを散りばめ親子で観ても楽しめる工夫をしているんだなあと感じた。小さなお友達は勿論、大きなお友だちも観るが良し。アニメ作品視聴に下限(R15)はあっても上限(R55)はない。(映画とかのレーティング的に)
「大丈夫!!みゅーちゃん?綿出てない?!」
「大丈夫だみゅー・・たぶん」。

○銀賞 異種族レビュアーズ
(2020年冬作品/原作:天原(作画:masha)/監督:小川優樹/制作:パッショーネ)



【総評】既に『BPO審議済み』と言う誇り高き栄誉(褒め言葉)を受けている本作を私如きが評する(レビュアー)のはどうかなと思いつつ「こんなに気の良い兄ちゃん(とおじさん)」や「甘美な”異世界の中の異世界”(意味深)を堪能させてくれる(夜の)お嬢さん方々」がワンサカと出てきて元気と活力をくれる作品はそう滅多に無いので(賞の)中にイれずには居られない!・・いや、それにしても放映時期が時期だったので気持ち的にドンよりと沈んで居た時に本作は心のカンフル剤になってくれた。『(前略)SFであり、見ても別にいやらしいといった感じではない』BPO/第222回青少年委員会議事録より一部抜粋)とBPOの一部の偉い先生も言ってるように特段にイヤラしさは感じないし、むしろ一貫して崩れない主人公であるスタンク達の「夜の」レビューに対する(かなり)前向きな心は(取り分け男性陣)視聴者のSUN値(メンタル値)をグングン上昇させるぜ!ドッカンドッカン来てるぜ!チャンスだぜ!・・とまあ、銀○みたいな発言はこの辺にしておくが、とにかく元気が出て面白い本作。未見なら是非!と言いたく成る作品。
・・・ミュークルの下に持ってきて大丈夫かな(笑)

○銅賞 まえせつ!
(2020年秋作品/原作:むげんだい∞(原案:美水かがみ)/監督 信田ユウ/制作:Studio五組&AXsiZ)



【総評】美水かがみ氏がキャラクターデザインと言う事で14年前に話題になった某オタク女子高生コメディ作品の再来を予見した方も居たかと思われるが、本作はギャグ要素が稀釈され至って真面目にお笑い芸人を目指すストーリー構成になっている。こう言っては何だが本作自体がそんなに笑える訳ではない。が、「人を笑わす事が如何に困難で芸人がどれだけ試行錯誤を繰り返し、辛酸を舐めているか」と言う裏側、業界事情がかなり丁寧に書かれている。一部ネタバレになるが主人公たちがご都合的に行き成りトップ芸人に躍り出たり、大会で優勝したり・・と言う事もなくポップな絵柄とは裏腹にかなりリアルに物語が進行していく。正直、かなり好みが分かれる話数構成とシリーズ演出だとは思うが芸人ご本人の声優起用も含め、私は一目置いている。地味に地方(大阪も含む)周りの店舗や名物紹介が丁寧で良かったんだよなぁ。なろう系とは真逆で「実際に(人や団体や地域などが)実存する強み」を生かした作品だと思います。

(2020年秋作品/原作:熊之股鍵次/監督:山崎みつえ/制作:動画工房



【総評】囚われ(?)のお姫様が安眠の為に魔王城を自由に闊歩して安眠グッズ作りを繰り返す・・それだけである。それだけなのだが異常に心優しい魔王城住民に(無理やり)協力させて安眠グッズ作成クエストを難なく達成していく姫様のアイディアの豊富さには舌を巻いた。1話完結というか基本、Aパート(10分程度)完結でBパートに行く(回によってCもある)のでサクサクっとお話が進んで行きかなり見易い構成となっている。重たい話も無くキャラも可愛いらしく正に寝る前に観るのに丁度良い感じの作品である。せっかくの少年誌作品で姫様以外の可愛らしい女子(?)キャラも居るんだから(腐)女子向け声優キャラばかり出さずパジャマパーティー系の話(含む出演声優など)も多く挟めば裾野が広がった気がする・・と個人的に思う。原作のファンが女性ばかりなら別だがデータ無いから分からん。楽しそうにデビクマをブラッシングするさっきゅん(サキュバス)は癒し。デビクマも癒し。以上。

※絞れなかったので銅賞はW受賞とした。

なお、参考までに今年も「東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)2021」の順位を付け加える。(総評98,554票)
https://best100.animefestival.jp/
イエスタデイをうたって→61位
ミュークルドリーミー→50位
異種族レビュアーズ→25位
魔王城でおやすみ→対象外(2020年9月30日までの作品が対象)
まえせつ!→対象外(2020年9月30日までの作品が対象)
※2021年(令和3年)1月31日時点。


                  【声優の部】

○男性声優賞
杉山 紀彰
(すぎやま のりあき/46歳/東京都出身/ステイラック・所属)

【総評】安定感の声質でしっかりと役を演じられる実力は称賛に値し今後も大いに注目していきたい方。更に多彩なキャラ作りが期待できる中堅声優という評価をした。

○準・男性声優賞
柴田 秀勝
(しばた ひでかつ/83歳/東京市(現・東京特別区)出身/RME・所属)

【総評】白黒TVアニメ初期から多様な年齢役・配役で長年に渡り活躍されてきて居られる。主に作品の重要な脇役を担当し、低音ながらも力強い音質でアニメ作品全体をしっかり固めて来られた大重鎮。近年になっても深みのある渋い演技で視聴者を魅了する御大の存在は頗(すこぶ)る大きい。中堅、若手声優のお手本となって頂ける日本が誇る偉大な声優であるという評価をさせて頂いた。

○女性声優賞
市ノ瀬 加那
(いちのせ かな/非公開/北海道出身/シグマ・セブンe・所属)

【総評】主に女子学生から若い女性役を演じ、しっかりとした声色の中に優しくも甘美に聴くものを魅了する声質は計り知れないと感じた。今後、どれだけの成長を見せてくれるか注目する筆頭声優という評価をした。

○準・女性声優賞
本渡 楓
(ほんど かえで/24歳/愛知県出身/アイムエンタープライズ・所属)

【総評】やや幼めの女の子から成人女性まで幅広い演技を務め、やや高めの独特な声量は当人だと直ぐに分かるだけの特色を出している。演技の幅も広くどれだけの引き出しがあるか今後も聴きたく成る注目声優と言う評価をした。

※男性・女性とも絞りきれずW受賞とさせて貰った。
※年齢は2021年(令和3年)1月31日現在のものです。

【キャラクターの部】

○男性キャラクター賞
魚住 陸生/リクオ


【総評】自分の将来や周囲との関係、自分自身の恋愛感情の真偽との間で葛藤しながらも友人たちなどの助力を得ながら徐々に真っ直ぐ本心に向かっていき、しっかりと「答え」を選び、掴み取る姿には男としての一つの理想像を見た気がした。羨ましいやつ。

○女性キャラクター賞
野中 晴/ハル
イエスタデイをうたって・Wヒロインの1人)


【総評】主人公への淡い想いを秘めつつ、中々、踏み込みきれないで心理を錯綜させながらもその気持を徐々に強固にさせて行き、少しずつ自分の気持をリクオにぶつけていく思春期少女の内面の移り変わりにヤキモキしながらも、七転八倒の末に最後の最後で(完全にネタバレなので書けません)となったのは驚いた。これも1つの正答だったのだと思う。カラス連れてる変人の癖に可愛い顔するやん。

○準・女性キャラクター賞
澄楚 琴子
(ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。・ヒロイン?)


【総評】主人公の気持ちに気付いてるのか、気付かないふりをしているか、それとも完全に天然で分からないのか掴みきれなかった悪女。主人公が気の毒に思うほど一途に想いを寄せてるんだから良い関係になってあげなさいと思ってしまった。性格は抜群に良いんだけどなぁ。見た目も良いけど。

※女性キャラクターも選びきれずW受賞になりました。


【各種部門】

○スタジオ賞

【総評】構図・動作・テンポ・美術・色彩・キャラ設定等、何を取っても非の打ち所が無いランクに上昇させて来る高い総合力は圧巻という評価。

○監督賞
藤原 佳幸
(40歳/東京都出身)

【総評】主に「イエスタデイをうたって」の監督・脚本・演出に対する殊更に秀でた完成度と能力を評して。

※年齢と出身地だけ付加するようにしました。(判明してる場合)

○美術・背景賞
神様になった日
美術監督:鈴木くるみ 美術設計:藤井裕太 他美術背景スタッフの方々 
制作:P.A.WORKS

【総評】全話数に渡り常に高水準の美術・背景を創り上げたスタッフを高く評価して。

※公表を美術背景職のスタッフだけに絞りました。

○主題歌賞
イこうぜ☆パラダイス
(異種族レビュアーズOP/歌:スタンク(間島淳司)&ゼル(小林裕介)&クリムヴェール(富田美憂) 作詞・作曲・編曲:ビッグマグナム橘&ゴールデンボール篠崎)

 

○準・主題歌賞
快眠!安眠!スヤリスト生活
魔王城でおやすみOP/歌:スヤリス姫(水瀬いのり) 作詞・作曲・編曲:新田目駿)

○アニメーション映画賞
該当作無し

○お気に入り話数賞
正賞
イエスタデイをうたって scene12「遠回り」
(脚本:田中仁 絵コンテ:藤原佳幸・伊藤良太 演出:藤原佳幸

準賞

異種族レビュアーズ 10話「ついに明かされるオール40点満点の謎!新妻で淫乱家庭教師で雌豚で恋人気分!出ます出します引き取ります!無限解放!大満足の3日間!お汁もたっぷり!みんなお幸せになっちゃええええっ!」
(脚本:植竹須美男 絵コンテ:嵯峨敏・小川優樹 演出:嵯峨敏)

【話数賞の選考について】
「全話視聴している作品である事」(+全話視聴する前提)を大前提としながら、特に印象、インパクトに残ったストーリー・演出回をピックアップし「私的により強烈・鮮烈・優秀」に感じた回を正賞・准賞として選出した。評価等は直接的なネタバレに成るのであえて書かない。


○(審査員)特別賞(順不同)

堀江 由衣(声優)
八百屋 杏(声優)
うの まこと(キャラクターデザイン)
ワタナベ シンイチ(監督/演出家)
Mika Pikazoイラストレーター/キャラクターデザイン)※キャラデザとして
海宝 興蔵(演出家)
桜井 弘明(監督)
潘婧美術監督:海外)
DR MOVIE(アニメーション制作会社:海外)
石立 太一(監督/演出家)
筆安 一幸(脚本家/構成)
梅津 秀行(声優)
千葉 繁(声優/音響監督)
松林 唯人(演出家)
ディオメディア(アニメーション制作会社)
河本 邦弘(ナレーター/声優)
富田 純基(お笑い芸人コンビ「ふりいくっ!」/声優)※声優として
釘宮 理恵(声優)
チョー(声優)
茶風林(声優)
ゆめ太カンパニー(アニメーション制作会社)
グラフィニカ(3DCG映像制作会社/撮影/特殊効果/編集など)※3DCG製作として
和泉 つばすイラストレーター/キャラクター原案)※キャラ原として
谷口 元浩(キャラクターデザイン/作画監督
島崎 奈々子(演出家)
うぶの ハツナ(お笑い芸人コンビ「ふりいくっ!」/声優)※声優として
待田 堂子(脚本家/構成)

※受賞者の中には故人も含まれています。(が、2021年1月31日時点で故人はいません)
漫画原作者は各漫画賞が決めれば良いと思ったので受賞者対象から外しています。

(敬称略)

【最後に】(この辺はブログアップ直後のノリで書いているので狂気じみている部分があるが営利目的じゃない個人ブログなのであえて残す決断をした3日後の夜9時。)タダでさえ基本稿作るのに1ヶ月以上書けてるのに、更に纏めて編集して校閲して画像あげて処理して更に校閲して修正してああああああああああああ11時間ぐらい経ってるんですよぉ・・おっかしいな、色々用意して編集始めたのに・・・ねえ、奥さん(誰?)。4時間ぐらいで出来ると思ったらあるええええおおおおおおおおお。いかん、壊れてきたおっぉぉおお。去年のがあるからそれ流用すりゃいけんだろーとか思ってたら、何やかんやで殆ど書き直してんのや奥さん(誰や?)。やってる内にJDPAのロゴ作ったろうかーとか思いつつ「あかん、あかんそないしたらガチ終わらん」ってもう1人で大混乱。ねえ、奥さん(くどいえええ)地味にちょこっちょこ増やしたら終わらんなってもーたわ。声優さんも何とかしたかったんだけど流石にお写真はすごーーく面倒な事になりそうだったので断念しました。
で、傾向ですが去年と同じです。上位に来た作品から各種部門が選ばれてる感じです。相関性の強さは相変わらずです。動画工房が多い?そりゃ、まあ、あの会社さんはほぼ毎クール作ってるしな。一昔前(00年代)の京アニ作品ばりに春夏秋冬でほぼ見とるがな。大昔は片っ端から東映か日アかピエロかシンエイかライズだったし、まあ、今は時代が変わったってこっちゃ。
今はペンタブでデジ塗でほぼ直PC処理してるんだろうけど15年前位は普通にほぼ全手書きの作品があったのよ。セルって奴に手書きで色つけてな。まあ、今は漫画家も普通にマック使って描いてる人多いと思うけど。原画を大量に車に積んで航空便で飛ばしてたとかな・・お疲れさまです。ネットがある今はもう関係ないけど。なんか話が反れました。
こんなブログななめ読みすりゃ10分もかかんないけど、書く時は大変やねえ。こんなでも。10分と10時間じゃ大違いじゃなあ。
全話縛りなければそれなりに本数あったんですが、こういう事やるならやっぱ「全話観た奴のみ」しないと意味ないですよね。そこは本当に最低限の中の最低限の約束。漫画や小説だって全巻読まないと結末わからないし。まあ、最終回だけ見る手はありますが・・根幹の設定を理解してないから意味わかんねえだろうな。
気を取り直して・・・今年もTAAFさんのランキングを比較下敷きに使わせていただいたのですが、去年と違って圏外がなく対象外(2020年秋作品)を除けば全部、ランクインしてましたね。トップ10は1つも無いですが。余談ですが、私はTAAFには投票しないことにしてます。たかが1人分ですが客観性が無くなるような気がしたもので。
とにかく、何とか書き上げ編集終わって良かったです。去年と同じことの繰り返しになりますが「お、俺(私)もその作品上位や」と共感してくれる方が少しでも居て頂いたらほぼ1日潰した甲斐もあり、私の好きな作品や期待する声優さんのイチオシも出来て嬉しい限りです。コロナ渦で先が全く見通せない昨今ですが、ルパン三世2期(再)の予告じゃ無いですが「いきてたら、また会おうぜ」って感じです。ご拝読有難うございました。このコロナちゃんの大波を乗り越えられたら3回目でお会いしましょう。・・・年取ってくると色々と自信なくすわ(苦笑)まあ、去年と同じ日に無事アップできて良かったです。では、アデュー(デュー山本さん)。・・・お暇だったら1回目のログも残ってるのでみてね。

                      最終改訂更新:2021年(令和3年)2月15日




※誤字・脱字等のご指摘があれば迅速に修正します。また、私自身見つけ次第直します。
©2020美水かがみKADOKAWAStudio五組/ファームクラス©熊之股鍵次小学館/魔王城睡眠促進委員会©天原masha/株式会社KADOKAWA/異種族レビュアーズ製作委員会©2017,2021SANRIO.CO.LTD.ミュークルドリーミー製作委員会・テレビ東京©冬目景/集英社イエスタデイをうたって製作委員会©亜樹新/KADOKAWA・ぼくはか製作委員会

©alfred/Ryouhirou2020-2021

 

「鬼滅の刃」でバブル景気が発生したので売上とか視聴率とか色々と纏めてみた

せっかく2週で100億越えと言う新記録を作ったんだし、映画館をはじめ各所・企業の相乗効果が期待できるし纏めるしかないっしょ。どっかから発生したコロナちゃんのせいで経済がどん底に落ち込んでる時期だから鬼滅先生に感謝しないとね。特に関係者は大興奮でしょう。

漫画コミックスは集英社発表によると「電子版合わせて」1億超えてるようですが、その内訳と紙と電子の売り上げ詳細を出さないので1億超えてる事しか分かりません。富樫先生の幽遊白書が全19巻で約4000万位(1巻平均200万程度)だから既刊22巻で1億越えは普通に凄いけど。だが、もっと凄いのは「人気が爆発した作品は無理やり引き延ばして連載させていた」Wジャンプがあっさりと完結終了を許した事です。尾田先生がこち亀最終回の時と同じく巻末コメントで鬱っぽく嘆いてそう「吾峠先生は解放され、自由となった・・」みたいな感じで。まあ、実際は鬼滅番外編(スピンオフ)とか読み切りで書かされそうだけど。

【冒頭のお願い】
SNSというか主に「フェイスブック」等で転載する場合は「必ず私のブログ名とリンク」を記載するようにお願い申し上げます。(ツイッターは自動で件名とリンクが出るので大丈夫です)
ニコニコ運営本体やその他の企業様が紹介してくれる分は歓迎します。無論、ブログ名とリンクはご記入ください。
本作のストーリー内容は一切書きません。「どっか」でご自分で確認して下さい。
あと、当ブログは5ちゃんねる等で無いので「ご批判・中傷は固くご遠慮」下さい。

 

 

(1)映画
「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」東宝アニプレックス共同配給)※PG12指定(「キッズは保護者同伴で見てね」と言う表記)

映画はオープニング(封切)2日間で3~4億(3日で5~6億)行けば大ヒットです。
因みに、絶賛上映中のTENET(ワーナー配給/クリストファー・ノーラン監督)封切の土日で動員20万(5日間で46億8000万人)、興収3億2700万(5日間で7億5000万)の大ヒット作品です。・・・本来ならば。

「鬼滅」初週オープニング3日間(1日でTENET5日間分を軽く超えた)
10月16日(金)
・観客動員: 91万507人
興行収入12億6872万4700円
10月17日(土)
・観客動員:127万234人
興行収入17億172万3350円
10月18日(日)
・観客動員:123万9752人
興行収入16億5266万9400円

オープニング3日間(16日~18日)
観客動員:342万493人(60万超えれば本来の大ヒット)
興行収入46億2311万7450円(10億超えれば本来の超ヒット)


引用(出典):映画公式サイト
https://kimetsu.com/anime/news/?id=55426

直近のワンピース映画(同じWジャンプ連載作品)最新作(海賊万博の奴)が「総累計」で50億ちょい興行です。3日間でほぼ並んでます。で・・でもコミックの累計発行部数ではワンピースが上やから・・ぐぬぬ(みたいな)

☆2週目(土日2日間)10月24~25日
観客動員:227万3000人
興行収入30億4100万

10日間累計(10週でも10か月でも無く「10日間」です)
観客動員:798万人
興行収入107億
(天気の子は最終値で142億)

引用(出典):映画.com
https://eiga.com/ranking/jp/

宮崎駿監督「以外」のジブリ最高興行記録はメアリー作った米林監督の「借りぐらしのアリエッティ」の92億6000万(配給側の公表値)なので駿さん以外のジブリ作品を10日(もしかすると9日?)で抜き去りました。
国内系の老舗で言うなら東映・松竹の歴代最高興行収入作品もとっくに抜きました。
言うまでもなく共同配給のアニプレックスの最高記録作品です。東宝は天下の宮崎駿の髪かくし(300億越え)を囲んでいるからね。・・まだ宮さんの髪はあるか。ハゲてないわぁー。

さて、総動員1000万もそろそろ超えるかな?

(2)テレビ

元々は、一部のテレビ局(東京なら都域局のMX)の深夜とネット配信で流れただけの「元は深夜アニメ」何ですけど原作の人気が爆発したせいか10月10日と17日の2週にかけて東京キー局(フジFNN系列)全国ネットで放映されました。それでアッサリと1位常連のサザエさん(同局)超えました。ビデオリサーチの週間ランキング上は大不調(局名がほぼ出てこない)のフジが会心の一撃を浴びせましたね。編成だって人の子なんだからたまには良いことないとやる気起きないよね。

土曜プレミアム鬼滅の刃」2週連続放送
10月10日(土)第一夜<兄妹の絆>21時~23時10分(130分) 16.7%(新作の宮崎駿ジブリ映画の2回目放送並です)
10月17日(土) 第二夜<那田蜘蛛山編>21時~23時50分(170分) 15.4%
10月17日(土)鬼滅の刃全集中!一挙放送(昼間) 6.5%

通常の連続アニメは1話21~22分(OP・ED除く)程度(作品によって若干の差がある)なので初期放送は全26話540分位になります。それを2週で推定4時間弱(230~240分)位(タイム・スポットCMやスポンサー読み・冒頭番宣部分除く)で纏めていると思うので主要で無い(日常話系?)部分は省いてそうです。まあ、全26話の完全再放送をやるとは思うけど。数字が細かいのはアニオタ(アニメ以外の実写や洋画もそれなりに見るけど)って執着して調べるから仕方ない(笑)

もうちょっと詳細に書くと以下の通り。(1%=約100万)

【1週目】(10月10日)

土曜プレミアム鬼滅の刃・第一夜・兄妹の絆 フジテレビ 20/10/10(土) 21:00-130分間
16.7%(世帯視聴率)
11.2%(個人視聴率)
※視聴率は関東1都6県の数字です。

(1)連続テレビ小説・エール(NHKの朝の連ドラ/19.2%)に次いで週間総合2位(16.7%)。3位はポツンと一軒家(16.5%)
(2)個人視聴率(11.2%)は総合1位。2位はエールの10.6%。3位はニュース7の9.1%。
(3)平均視聴者数 1409万9千(総合1位) 到達人数(瞬間最高値)2856万(総合1位)※これは全国32局(32はNHK基準で民放は少なく27)

【2週目】(10月17日)

土曜プレミアム鬼滅の刃・第二夜・那田蜘蛛山編 フジテレビ 20/10/17(土) 21:00-170分間
15.4%(世帯視聴率)
10.2%(個人視聴率)
※視聴率は関東1都6県の数字です。

(1)総合視聴率:1位は連続テレビ小説・エール(19.5%)2位ニュース7(16.3%)3位笑点(16%)に次いで4番目(15.4%)
(2)個人視聴率:1位イッテQ(10.9%)2位エール(10.4%)に次ぎ3番目(10.2%)
(3)平均視聴者数 1349万7千(総合1位) 到達人数(瞬間最高値)2747.5万(総合1位)※これは全国32局(32はNHK基準で民放は少なく27)

○10日の世帯タイムシフト(録画・アーカイブ等)視聴率7.7%(6位)
○10日の個人タイムシフト(録画・アーカイブ等)視聴率4.9%(3位)
○10日の世帯視聴率「総合」(ライブ+タイムシフト22.5%(3位)
○10日の個人視聴率「総合」(ライブ+タイムシフト15.3%(1位)

ごちゃごちゃ数字が並んでますが一言で言うと近年のアニメーション作品で
宮崎駿ジブリ作品)の作品以外が今時こんなに観られるのは凄い!」
と言う感じです。(何となく毎週の視聴習慣になってるサザエさん等は抜きにして)

引用・出展:ビデオリサーチ社
https://www.videor.co.jp/tvrating/

(3)音楽

1つの作品が超絶に売れると何が凄いかと言うと「色んな業界に恩恵を齎(もたら)してくれる」と言う事です。無論、音楽業界も例外じゃありません。(私個人には(精神的にも)恩恵はほぼ無いけど)

主題歌を担当したLiSA(33歳・既婚)さんも例外ではなく、飛ぶ鳥を落とす勢いって奴で凄いことになっています。

CD何か誰も見向きもしなくなったご時世にオリコン初登場で主題歌「炎(ホムラ)」が6万8000枚行って1位、更に2週目も1位で4.2万上積みして10万突破です。なんと!・・握手券はついてませんよ(苦笑)。
しかし、デジタル版(スマホなどへのDL販売版)はもっと凄くて14万ダウンロード!
円盤の時代も終わりっすね・・。まあ、プレス代も流通コストも返品コストも廃棄コストもかかんないし。旧来のCD販売店は気の毒だけど。
ここまでくると急遽、(候補に挙がって無かったとしたら)紅白飛び入りですかね?

で、7冠(7項目1位)ですよ!何が7冠かと言うと以下の通り。

LiSAの最新シングル「炎」(ホムラ)&最新アルバム『LEO-NiNE』(シングル・アルバム同時1位は(女性シンガーでは)16年ぶりで令和初)の2種類。

(1冠)
「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」週間DL数14.1万DL(141,077DL)、※スマホとかデジタル音楽機器のシングルDL数
(2冠)
「週間ストリーミングランキング」週間再生数867.9万回(8,678,605回) ※有料ストーリミングサービス(DL無しで何万曲の楽曲フルコーラスが聴ける主に月額サービスなど。部分的に無料あり)
(3冠)
「週間デジタルアルバムランキング」週間DL数0.7万DL(6,856DL) ※スマホとかデジタル音楽機器のアルバムDL数
【この3項目で週間デジタルランキング3冠(1位)を記録した】

(4冠)
「週間合算シングルランキング」週間16.1万PT(160,586PT) ※CDの売上枚数・デジタルダウンロードのDL数・ストリーミングの再生数を合計したシングル数
(5冠)
「週間合算アルバムランキング」)週間7.4万PT(74,057PT) ※CDの売上枚数・デジタルダウンロードのDL数・ストリーミングの再生数を合計したアルバム数

(6冠)
オリコン週間シングルランキング」累計11万枚 ※通常の円盤型CDのシングル売上げ枚数
・1週目=6.8万(10月20日発表) 
・2週目=4.2万(10月27日発表)
※週間売上4.2万枚で、2週連続1位を獲得。 累積売上枚数を11.0万枚とした。

(7冠)
オリコン週間アルバムランキング」で6万6165枚(数字はBillboard JAPAN Top Albums Salesより)のセールスでシングルと共に同時1位  ※通常の円盤型CDのアルバム売上げ枚数

オリコン週間音楽ランキング1位獲得数 史上最多7冠」を達成。
https://www.oricon.co.jp/news/2174843/full/オリコン公式)

と言う事で鬼滅の刃はその恩恵を色んな所に振りまいてます。

ローソン(100含む)
ダイドー(コーヒー)
日清(チキンラーメン
キリン(ビバレッジ)
Uni
ナムコバンダイナムコ
築地銀だこホットランド
くら寿司
成田空港(成田国際空港
Heart up(コンタクトレンズ
SLぐんま
高浜市(行政機関)
ほか

・・・まあ、ご覧のスポンサーの皆さんとタイアップしつつ色んな企業・団体・行政にこのコロナ不況下に貢献している鬼滅先輩パねえっす。
落ち切った亡国日本の救世主となるのか!?生暖かく注目したいと思います。

「乗るしかない・・このビッグウェーブに・・・」

所で原作者先生の故郷の福岡県は何も協賛しないのかね?

最後に
閲覧数が多いと少し生きる希望が湧いてくるので良かったら広めてね(締めが暗!)

以上です。最後までお付き合い頂き有難うございました。

※誤字・脱字・情報の誤り等がありましたら随時、訂正いたします。

「虎ノ門ニュース」の再生数が連続で100万超えたらしいから裏取りして見た

ニコニコでも配信中の真相深入り!虎ノ門ニュース(DHCテレビ製作)ですが
10日の放送でYouTubeで隔週金曜日2週連続100万再生突破」と仰って居たので事実かどうか調べて見ました。興味のある方は下記へどうぞ。興味ない方は苦言はお控えいただき戻るボタンをポチって下さい。

私は個別の数字を追って真偽を確かめただけなので「番組の中身についての良し悪し」はニコニコの虎ノ門チャンネルに入会してタイムシフトをみる成り「どっかで何なりするなり」して判断して下さい。(全て各個人の責任でお願いいたします)

数字は7月14日0時現在の確定数字です。(つまり、この時点で6月29日(月)配信分までアーカイブ切れで数字が確定しています)

出典・参考
User Local YouTubeランキング(DHCテレビ項目)
https://youtube-ranking.userlocal.jp/user/theatertelevisio_db7e55

6月12日(アーカイブ切れで視聴不可なので確定値)
119万334再生



6月26日(アーカイブ切れで視聴不可なので確定値)
100万1977再生



12日が須田慎一郎さんが特集を担当する回で26日が武田邦彦さんが特集を担当する回だったようです。


因みに、6月9日(火)配信(アーカイブ切れで視聴不可なので確定値)のニュース女子102万6391再生で100万を超えています。



結論:内容は「事実」でした。


せっかく(久々にブログ書いた)なのでアーカイブ切れの範囲内で「平均値」や「中央値」「最頻値(モード)」などを調べて見ました。(7月14日0時現在)

居島一平さんは「司会者」であり「レギュラー出演者」でも「ゲスト出演者」でもありませんが、番組の出演者紹介欄の通りにそのまま書いてあります。

ゲストと書いてある方を太字にしてあります。それ以外の方は「司会者」又は「毎週」・「隔週」・「月1」のレギュラーです。(例えば隔週レギュラーが別の曜日に出演していてもゲストにカウントしていません)

6月29日(月)田北・竹田・居島 85万3730再生



6月26日(金)武田・須田・居島 100万1977再生



6月25日(木)有本・竹田・居島 91万4347再生



6月24日(水)上念・ケント・居島 69万0494再生



6月23日(火)百田・北村・居島 94万2758再生



6月22日(月)須田・石・居島 82万3120再生



6月19日(金)藤井・坂東・居島 86万1503再生



6月18日(木)有本・佐藤 68万4367再生



6月17日(水)上念・大高・居島 87万6205再生



6月16日(火)百田・江崎・居島 73万2959再生



6月15日(月)田北・竹田・居島 84万5301再生



6月12日(金)武田・須田・居島 119万0334再生



6月11日(木)有本・竹田・居島 87万2743再生



6月10日(水)上念・ケント・居島 85万3996再生



6月9日(火)百田・西岡・居島 88万1986再生




(※これ以前のデータは確認できず)

(全て敬称略)

アーカイブ切れで数字確定している期間
6月9日~6月29日(全15日間)

総再生数 1302万5820再生

平均再生数 86万8388再生

・すべての出演者(レギュラー・ゲスト問わず)の最頻値(モード)6月9日~29日

有本 3

江崎 1

大高 1

居島(参考) 15(司会者)

北村 1 →この期間のゲスト出演者としての最高再生(約94万)

ケント 2

佐藤 1 →この期間のゲスト出演者としての最低再生(約68万)

上念 3

須田 3

石  1

田北 2

竹田 4 →モードは竹田恒泰さん(最小再生(約)84~最大再生(約)91万。15~26日の2週連続中央値)

武田 2

西岡 1

坂東 1

藤井 1

百田 3

李  1 →この期間のゲスト出演者としての最低再生(約68万)

(並びは50音順またはモードが高い順)

・各週ごとの中央値
(8日~12日は月曜日のデータが欠けているので割愛します)

○6月15日(月)~6月19日(金)(5日間)の中央値

18日(木)有本・佐藤・李  68万4367再生
16日(火)百田・江崎・居島 73万2959再生
15日(月)田北・竹田・居島 84万5301再生→中央値
19日(金)藤井・坂東・居島 86万1503再生
17日(水)上念・大高・居島 87万6205再生

この週の総再生数は400万335再生
この週の平均再生数は80万67再生

○6月22日(月)~6月26日(金)(5日間)の中央値

24日(水)上念・ケント・居島 69万0494再生
22日(月)須田・石・居島 82万3120再生
25日(木)有本・竹田・居島 91万4347再生→中央値
23日(火)百田・北村・居島 94万2758再生
26日(金)武田・須田・居島 100万1977再生

この週の総再生数は437万2696再生
この週の平均再生数は87万4539再生

上記した通り竹田恒泰さん出演回が2週連続で中央値となっています。

以上、全て数字のみです。

誤字・脱字があったらご指摘ください。

このブログを通じてのツイッター等への拡散は自由です。

最後に・・このブログの閲覧はどれぐらい行くんだろ・・・。(ここだけ個人的感想)

(重ねて敬称略)

【お詫びと訂正】
中央値の箇所が「多い順」になって居たので「少ない順」に修正しました。お詫び申し上げます。(7月14日9時)


【発表!】第1回 日本独断偏見アニメーション大賞2019

すべて個人の感想です。「お前の選考はおかしい!」「何で〇〇が入って無いんだ!」とかのご批評は堅くご遠慮ください。

〇審査対象作品(全47本)
1話から最終回まですべて見た作品を対象としています。(対象作品は以下の通り)秋作品の2クール以上の作品は2019年の最終話分までを審査対象としています。アズールレーンに関しては先送りになった2話分を除いた審査をしています。
▽冬期18本
(1)えんどろ~!(冬期)
(2)おこしやすちとせちゃん(冬期)
(3)同居人はひざ、時々、頭の上(冬期)
(4)かぐや様は告らせたい(冬期)
(5)マナリアフレンズ(冬期)
(6)アニメ・ぷそ煮コミ(冬期)
(7)私に天使が舞い降りた(冬期)
(8)ぱすてるメモリーズ(冬期)
(9)上野さんは不器用(冬期)
(10)明治東京恋伽(冬期)
(11)エガオノダイカ(冬期)
(12)ガーリーエアフォース(冬期)
(13)ディメーションハイスクール(冬期)
(14)五等分の花嫁(冬期)
(15)グリムノーツ(冬期)
(16)バミューダトライアングル~カラフルパストラーレ~(冬期)
(17)荒野のコトブキ飛行隊(冬期)
(18)盾の勇者の成り上がり(冬期)
▽春期10本
(19)この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(春期)
(20)賢者の孫(春期)
(21)みだらな青ちゃんは勉強ができない(春期)
(22)真夜中のオカルト公務員(春期)
(23)超稼働ガール1/6(春期)
(24)ノブナガ先生の幼な妻(春期)
(25)世話やきキツネの仙狐さん(春期)
(26)ハ十亀ちゃんかんさつにっき(春期)
(27)RobiHachi(春期)
(28)なんでここに先生が(春期)
▽夏期5本
(29)Re:ステージ!ドリームデイズ♪(夏期)
(30)荒ぶる季節の乙女どもよ。(夏期)
(31)魔王様、リトライ!(夏期)
(32)通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?(夏期)
(33)ソウナンですか?(夏期)
▽秋期14本
(34)警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課‐トクナナ‐(秋期)
(35)放課後さいころ倶楽部(秋期)
(36)アフリカのサラリーマン(秋期)
(37)アズールレーン(秋期)
(38)スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH(秋期)
(39)旗揚!けものみち(秋期)
(40)慎重勇者~この勇者がTUEEEくせに慎重すぎる~(秋期)
(41)あひるの空(秋期)
(42)戦×恋(ヴァルラブ)(秋期)
(43)俺を好きなのはお前だけかよ(秋期)
(44)本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません~(秋期)
(45)厨病激発ボーイ(秋期)
(46)ぬるぺた(秋期)
(47)歌舞伎町シャーロック(秋期)

第1回(2回目はあるのか?)日本独断偏見アニメーション大賞2019(独編2019・Japan dogmatic and prejudice Animation Award2019-JDPAA)の各受賞作が決定したので、誰からも望まれなくとも独断で発表します。異議は受け付けないし受け入れもしません。正賞も副賞も有りませんし面白くも楽しくも無いとは思いますが「この作品良かったよ!」と言われて嫌な気分になる人(又は団体等)は「極めて稀にしか」いないと思うのですべて公表します。なお、当初は12月中旬までに決定し12月下旬までには発表する予定が「どえりゃあ」遅れてしまった事を素直に吐露しお詫びいたします。「しがらみ」が無いのでテレビ局や広告代理店、大手出版社に配慮したりする必要もなく所属事務所などの一押し声優を圏外にしたり、人気作でも個人的にイマイチと思えば圏外にできたりと「独特」の選考が出来たのが良い所だと思って居ます。色んな部門で地味に一次選考とか二次選考とかしてますが流石に割愛します。

‐受賞作一覧(全14部門)‐(2020年(令和2年)2月4日発表)

〇最優秀賞 世話やきキツネの仙狐さん
(2019年春作品/原作:リムコロ/監督:越田智明/制作:動画工房




【総評】日常的なストーリーながら柔らかくも優しい舞台設定を構築し観る者に安らぎと活力を与えてくれる。人間が古来から持つ人情や慈愛・献身性を色濃く描きながら疲弊しきった現代人を癒してくれる本作は末長く残していきたい一作である。

〇金賞 真夜中のオカルト公務員
(2019年春作品/原作:たもつ葉子/監督:渡邊哲哉/制作:ライデンフィルム)




【総評】ストーリー・設定・展開などが凄まじくよく纏まっており、1クールながらしっかりと話を畳んだ。男女問わずキャラクターも好印象であり、「大人の交友関係・上司関係」のお手本・教科書にしたい作品である。

〇銀賞 盾の勇者の成り上がり
(2019年冬作品/原作:アネコユサギ/監督:阿保孝雄/制作:キネマシトラス)




【総評】「異世界系」にありがちな『おれ、いきなり最強』の設定を使わず主人公の(とことんまで)救われようのない展開で視聴者を驚嘆させつつ、ヒロインや仲間の力を借りて着実に(特に主人公を)力強く成長させる展開は大絶賛に値する。

〇銅賞 本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません~(2019年秋作品/原作:香月美夜/監督:本郷みつる/制作:亜細亜堂



【総評】転生して不本意な世界・体を得ても、それでも決して諦めず前に進もうとする姿はヒロインの鏡である。本作を道徳的に良好な影響を与えそうな児童の見る時間帯に放送等が出来なかったのは唯一、悔やまれる。

〇銅賞 ソウナンですか?
(2019年夏作品/原作:岡本健太郎(作画:さがら梨々)/監督:長山延好/制作:絵空-Ezo'la-)




【総評】人間の生きる意味、圧倒的苦境に立たされた時の心理状況をリアルに、しかし、時にマイルドに書き切った本作はウルトラ平和ボケの現代人への警鐘的作品とも見て取れる。

※決めかねたので銅賞はW受賞としました。


なお、参考までに「東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)」の順位は以下の通り。
https://best100.animefestival.jp/
仙狐さん→70位
オカルト→圏外
盾の勇者→37位
本好き→対象外(2019年9月30日までの作品が対象)
ソウナン→圏外

〇男性声優賞 
諏訪部 順一

(すわべ じゅんいち/47歳/東京都出身/東京俳優生活協同組合・所属)

【総評】少年役・青年役からニューハーフ役まで幅広い演技の幅を見せつつ、どの役柄に置いても味わい深い個性を披露できる実力派。まだまだ今後が期待できるベテラン声優と言う評価をした。

〇女性声優賞 
田村 睦心

(たむら むつみ/32歳/青森県出身/アイムエンタープライズ・所属)

【総評】キッズから大人向け作品まで全世代分野で活躍しつつ、主に少年・幼年の男の子役を担当し、その巧みな声表現で視聴者を魅了する実力は受賞に値すると評価した。

〇準・女性声優賞
 和氣 あず未

(わき あずみ/25歳/東京都出身/東京俳優生活協同組合・所属)

【総評】主に若い女性・女児役が多いが声量の多彩さに加え、感情表現豊かな演技の幅は若手とは思えない才能を感じた。今後が期待できる女性声優の1人という総評。

※女性声優は迷ったので2人受賞としました。

〇男性キャラクター賞 
岩谷 尚文
盾の勇者の成り上がり・主人公)

【総評】絶望の淵からも落胆せず起死回生の一手を打ち続け現状を打破した「現代社会に必要な」勇気づけられる主人公として。(でも、半分はたぬ子(ラフタリア)の功績だと思う。)

〇女性キャラクター賞 
鬼島 ほまれ
(ソウナンですか?・主人公)

【総評】絶対的な窮地に追い込まれても冷静な判断で危機を乗り越える「判断力」。決して仲間を見捨てず何を置いても助ける「献身性」。(相良君も)驚くサバイバル「知識」。でも、困ったらおどおどしちゃう可愛らしい「女の子らしさ」。もう大好きです。

〇準・女性キャラクター賞 
仙狐(さん)
(世話焼きキツネの仙狐さん・W主人公)

【総評】一言で言うと「ママーぁぁ」です(笑)。そりゃ、推定800歳の「超大人」だから甘えたくもなります。申し分ない最高(齢)のママ(兼女房)だと思って居ます。

※女性キャラクターは決めかねたので2つに分けました。

〇スタジオ賞 
動画工房

【総評】近年、稀にみる総合力の高い制作会社として受賞。

〇監督賞 
阿保孝雄

【総評】主に盾の勇者の脚本・演出・展開・結末何を取っても非の打ち所がないレベルに昇華させた功績は偉大だと思います。勿論、それに参画したスタッフも優秀です)

〇美術背景賞 
明治東京恋伽

(原作:MAGES.・LOVE&ART 監督:大地丙太郎 
美術監督:佐藤勝 美術設計:高橋武之・藤瀬智康))
【総評】明治時代当時の時代背景描写を徹底的に書き切ったスタッフを高く評価して。

〇主題歌賞 
該当作なし

(但し、補足として「約束のOverture(真夜中のオカルト公務員ED)」と「パパパ(俺を好きなのはお前だけかよOP)」の2作品が最優良力候補として挙がって居た事はお伝えしておきます)

〇アニメーション映画賞 
該当作なし

(但し、最有力だった「きみと、波にのれたら」(2019年/湯浅政明 監督作品/日本)を特別賞とした)
【本作の補足】
第22回「上海国際映画賞」金爵賞アニメーション最優秀作品賞受賞
第52回「シッチェス・カタロニア国際映画祭」長編アニメーション部門最優秀賞受賞

〇審査員特別賞(順不同)
大島美和(キャラクターデザイン)
秋田谷典昭(監督)
池田晶子(キャラクターデザイン)
西屋太志(キャラクターデザイン)
武本康弘(監督)
木上益治(監督)
ブリキ(キャラクター原案/イラストレーター)※キャラ原案として
吉村愛(監督)
京都アニメーション(制作会社)
きみと、波にのれたら(映画)
大塚明夫(声優)
高畑勲(監督)
三上枝織(声優)
村瀬歩(声優)
片寄涼太(俳優/声優)※声優として

※受賞者の中には故人も含まれています。
漫画原作者は各漫画賞が決めれば良いと思ったので受賞者対象から外しています。
※47本が少ない?1年間に何百本の新規作品が放送・配信されていると思ってるんだ!(推定ですが200~250位です)

(敬称略)

【最後に】
全部完成させてから見返して気付いたのですが「好みの作品」と「好きなキャラクター」と「一押し声優さん」の3点に関しては強い相関性があるんだなぁと思いました。あと、TAAFのランキングとか見ると「うーん自分的には上位に来ないなー」という作品が多かったです。それ以前にTAAFトップ10の作品の中で1話でも見た作品が2つしか無かったし。あと、「綺麗に終わる」作品が好きそうですよね・・いや、好きなんだよ。「おれたた(「俺たちの戦いはこれからだ!」の略で週間少年誌でよく見る終り方、というか強引な「打ち切り」)」系だと消化不良感が半端ないから。それはともかく、「俺(私)もこの作品上位だわー」とか思って頂けたら嬉しいですね。せっかく作るんだから公表しようと決めて居たんですがやっぱりニコニコで公開になりました。ご覧頂き有難うございました。最後に昨年の京都アニメーション放火事件で多くの未来あるクリエイターの命が奪われた事が心から残念でなりません。今まで一番購入した円盤(DVD・ブルーレイ)も京アニ作品が断トツなので。生前から敬愛させて頂いたスタッフの方も数名、選ばせて頂きました。この場を借りて改めてご冥福をお祈り申し上げます。京アニが潰れたら犯人の思惑通りになってしまうので何としても京アニ文化がこれからも続くように応援して行きたいと思っております。・・・これ作るのに色々含めて4か月ほどかかりました。お疲れさまでした。第2回があったらお会いしましょう。


※誤字・脱字等のご指摘があれば迅速に修正します。また、私自身見つけ次第直します。


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もしも、こんなアンパンマンが放送されたら・・見る?

precented by アルフ

 雨が降り続き鬱蒼とした天気が続く。まるで誰かの心を表したかのような曇天が空に広がる。この雨はいつ止むのだろうか。本当に止むのだろうか・・・。

 「嫌だ、もう戦うのは嫌なんだ!」
 泣き叫ぶような声が建物中を震わせる。

 「勝手に正義の味方なんて決めつけてバイキンマンと戦えなんて勝手過ぎるよ!」

 パンの様な丸い頭部に赤いマントとスーツらしき物をつけた不思議な生き物が憤りを吐くように叫ぶ。眼前には白いコック帽子と作業着を着た恰幅(かっぷく)の良い髭面の中年の男が悪鬼の様な表情で”パン頭”の生物を鋭く睨みつける。

 「お前以外に変わりが居ない。良いから黙って行け」

 そう言い放つと”パン頭”のマントを掴み外に連れ出そうとする。必死に抵抗する”パン頭”が泣き叫びながら抵抗する。すると中年の隣にいた小柄で同じくコック帽をつけた人物が口を挟む。

 「お前しか出来る奴が居ないんだ、黙って行きなさい。それとも粉に戻りたいの?いいからジャムの指示通りに行け!」

 そう言い放つと”パン頭”の背中を蹴り飛ばした。「”うぐぅ”」と嗚咽をあげる”パン頭”が地面に伏せる。小柄な人物から”ジャム”と呼ばれた男は『蹴るのはやめとけ』と小柄な人物を諫める。

 「酷いよバタコさん・・・」

 ”パン頭”はヨロヨロと起き上がると”バタコ”と呼んだ人物に対し懇願にも似た視線を送る。まるで助けを求める様に。

 「そんな顔をしても無駄。お前は正義のヒーローなんだ、その役目を果たせば良いんだよ。バイキンマンの脅威は確実にこの世界に拡充して来ている。おめえが腹決めて敵地まで飛んで戦わなきゃ世界が終わるんだよ。さあ、つべこべ言わず黙って行きな!」

 ”バタコ”と呼ばれた人物は”パン頭”に「ペッ」っと唾を吐きかけると煙突を指さし飛び立つように促した。隣にいた犬も呼応するかのように凶暴に”パン頭”に対し吼え続ける。

 刹那、別の”パン頭”が煙突から入り込んできた。細長くて口がギザギザしているのが特徴的だ。どうやらここにいる”パン頭”の仲間らしき存在の様だ。

 「誰かと思えばカレーパンマンか・・・丁度良い、この根性無しを外に連れ出してくれ。さっきから頭を抱えて震えてるだけで一向に出て行こうとしない。本当に使えない能無しだよ・・全く」

 ジャムは”カレーパンマン”と呼んだ男に”パン頭”を連れ出す様に頼み込む。それを聞いたカレーパンマンは虫けらでも観るような視線を”パン頭”にぶつける。

 「チッ・・本当こいつは根性なさ過ぎだろ。一層、お前なんか居なくなれば清々するのに・・・しゃあねえな、ホラいくぞこのヘタレ野郎。お前みたいなやつでも一応ヒーローらしいからな」

 カレーパンマンは”パン頭”の首根っこを鷲掴みにすると無理やり煙突に押し込もうと試みる。だが「いやだ・・いやだああ」と絶叫しながら”パン頭”は柱にしがみ付き離れない。

 その姿に苛立ちを覚えたのかバタコが”パン頭”の正面に立つと思いっきり殴り飛ばす。勢いよく殴打された”パン頭”は真っすぐに吹っ飛び全身を強く壁にぶつける。

 「てめえいい加減にしろ!お前が行かなきゃ町が世界が滅びるんだよ。さっきからナヨナヨと弱音ばかり吐きやがって。見てるだけで吐き気を覚えるわ。このクズが!」

 バタコは拳をギュッと握ると”パン頭”に再び近づき拳を突き出そうとするがジャムに制止される。

 「その辺にしとけバタコ。顔をぐちゃぐちゃにされたらまた焼き直しだ。最近は小麦粉の単価も上昇しているし燃料のマキ代も馬鹿に成らない。このヘタレにこれ以上の余計な費用はかけたくない」

 ”チッ・・仕方ねえ。まあ、オジキがそういうなら”・・とバタコは不服そうに拳を収めた。一方、”パン頭”はガクガクと子ウサギの様に震えている。

 「いいぜ、お前が戦わないなら俺や食パンマンだけで決戦を挑む。でも、お前はそれで良いのか?後悔はしないのか?皆が力を合わせてバイキンマンに立ち向かおうとしているのに手前はでけえ頭抱えて震えて逃げてるだけで良いのか?少しは正義心は湧いてこないのか?」

 カレーパンマンは冷酷な口調で”パン頭”に問いかける。まるで尋問するかのような口ぶりだ。

 「・・もう、良い。今のこいつに何を言っても無駄な様だ。こんな腑抜けで臆病者だとは私も思わなかったよ。こんな奴を作り出すんじゃ無かった・・私の心は後悔で溢れ出さんばかりだよ。悪いがカレーパンマン、食パンマン達を連れお前たちだけで行ってくれるか?」

 ジャムは呆れ果てたかのような口調でカレーパンマンに告げる。同時に震えあがる”パン頭”を侮蔑するかのような視線で見下ろす。そこには愛情や慈愛などと言った感情は一切存在しない。ただ、ひたすらに深まる憎悪。凍り付くような視線が”パン頭”に対し全員から突きつけられる。

 「なんで・・なんで・・・そんな目で見るの?勝手に作り出して勝手に正義のヒーローに仕立て上げられたボクには何の権利も無いの?ボクはただ戦う為だけに生み出された人形なの?ねえ、答えてよ!」

 ”パン頭”の問いに答える事は無くジャムとバタコはパン作りの作業を始め、カレーパンマンは侮蔑の目線をぶつけながら工場から出て行った。1人取り残された”パン頭”は頭を抱え涙を延々と流す。

 ここはとある世界に存在するパン工場。ここには自分自身の存在に懐疑的になっている”生物”が居る。
 生きたパンとして生まれ、強制的に正義の味方として悪の首魁バイキンマンとの戦闘とその討伐を強要された哀れな人工生命体。
 みんなの為、町の為、世界の為に只管わが身を犠牲にしろと運命を決められた
 「ロンリーヒーロー”パン頭”」

その名を「アンパンマン」と言う・・・。



※一部、誤字・脱字・文章ミスがありましたので修正しました(12月25日付)

おことわり
(1)作中ではジャムおじさんやバタコさんは便宜上「人」となっていますが公式設定は「妖精のような存在」です。
(2)「アンパンマンの胸ぐらって掴めるの?」と思われた方も居るとは思いますが原作やアニメと同様に「そういう事も出来る・・」事にしておいて下さい。
(3)バタコさんの殊更の口の悪さや暴力的な表現は当作品上の演出です。ご了承ください。
(4)誤字・脱字は見つけ次第修正します。寛大に見て下さい。


            ちょこっとあとがき(興味がある方だけどうぞ)

本作は言うまでもなくアンパンマンの2次創作ですが1つだけ大きなテーマをもって書きました。それは「こんな駄目ダメ過ぎなアンパンマン」をテレビや映画館で流せますか?という
作品製作者へのメッセージです。
「これはこれで興味深い」と好意的に思って頂いた方も居られるかと思いますが、私の狙いは「庵〇監督風味に書くとこうなるんですよ?でも、〇ヴァはどんなに主人公たちがヘタレでも平気で(映画とか)放送してるんだからアンパンマンがこうなっても流せますよね?」というちょっとした挑戦的な2次創作でもあります。
「エ〇ァはああ言う作風だから良いけど、アンパンマンは設定や対象が違うから・・」では言い分が弱いと思います。エヴ〇だって小さなお子さんが見るかも知れないでしょ?また、一方的に周りからヒーローにさせられて葛藤が全く無いのは流石に不自然じゃ無いですか?と言うのが私の言い分です。
もし、「悩み苦しんでいるアンパンマンの姿なんてアニメで見たくないでしょ?」とPやD辺りが言うなら「だったら〇ヴァンゲリオンも一緒ですよ。主人公などが異常なまでに悩み苦しんだ挙句に誰もフォローしようとしない”救いようのない作品”なんてテレビ(地上波に限らず)でやられてもただ単に胸糞悪いだけですよ?」と言って差し上げたい。また、「ルパン」や「ルフィー」がテレビサイズで言うなら30分間悩み苦しみ自問自答するだけの回を作れますか?とも問いたいですね。カッコよさが売りのルパンや熱血漢が特徴のルフィーが延々と1人ボッチで悩み苦しむ姿など製作者や放送責任者としてはNGだと思うんです。
ルパンやルフィーはキャラ設定的に駄目だけど、エヴァはああいう作風だから良いんです・・などと仰るなら「何が駄目なんですか?ルパンやルフィーだって人間なんだからトコトン悩む可能性はあるでしょ?ただのキャラクターへの偏見じゃないですか?」と言いたい。だったら、エヴァに対しても「この表現はやりすぎです!修正できないならうちでは流せません!」って強めの事を言うのがPやDの仕事じゃ無いんですか?何でも監督の好き勝手にやらせるのが偉い人の役目じゃないでしょ。
ようはエヴァンゲリオンの表現、もっと言うと庵野氏の作品に対してだけ表現の規制が異様に緩いと思うんです。映画館も然りで何でプリキュアシリーズと旧エヴァが同じ「全年齢向け」なのかが理解できません。PG12所かR15がついてもオカシク無い。これは庵野氏に対する依怙贔屓があると見られても仕方なく無いですか?
今回はアンパンマンを引き合いに出させて貰いました。「流石にこんなアンパンマンは子供にみせられないな」と思う方も居たでしょう。中には「こんなのアンパンマンじゃねえよ」と思われた方も居たかも知れません。
だから、放送や映画配給しても流す際は倫理上・道徳上・精神衛生上問題が無いレベルまで修正(または年齢制限)していると思うんです。監督や脚本家のやりたい放題をさせたいなら「商業じゃなく”同人作品”でどうぞご自由に配布して下さい」と言ってあげるべきでは無いでしょうか。
「何でもかんでも金儲けになるからって好き放題やって言い訳じゃないでしょ?」と主張したかったのです。
取り分け、テレビは「何の年齢制限規定」もありません。映画は一応、4段階(全年齢・PG12・R15・R18)の規制があるしネットも18禁サイトには「あなたは18歳以上ですか?」という年齢確認が入ります。任意ですが一定のサイトしか見れないペアレンタルロックもかけれます。ゲームでも全年齢~18歳以上の4段階の規制があります。が、テレビは「まさかこの時間帯はティーンやキッズは見ないだろう、親が見せないだろう」という視聴者側の自主規制を「期待しているだけ」に過ぎません。そんな甘々の緩々の媒体でグロ、精神上よくない作品を流されたら堪ったものでは有りません。
だからこそ局や製作者側が先立って規制というか「修正」をかけないと行けないと思うのです。
それでも「大丈夫、十分に対策してる」と自信満々に仰るならこの「しん・アンパンマン」を是非、ご製作いただき堂々と夜7時ないし夜9時に流して欲しいですね。私が書いたという認可さえしてくれれば対価は要求しないので。
あと、庵野作品だけ規制緩々でグロでも自慰シーンでも暴力シーンでも何でもOKとかやめて欲しいですね。他の制作者・監督に対しても不公平。
どうしても流したければビジネスホテルにあるような有料カードを挿入しないと映らない様な特殊チャンネルでどうぞおやりになって下さい。
何十年来と積年溜まっていた「作品を管理・管轄する側への疑問・提言」を今回は思い切って書かせて頂きました。
なんか「ちょこっと」のつもりが長くなってしまいました。その点、お詫びします。
最後に、書きませんでしたがこの話のオチはアンパンマンの「夢の中で見た悪夢の一場面」でした(夢落ちかよ)・・・アンパンマンって寝るっけ?まあ、いいか。

あの国民的アニメの話とあの国と絡んで「新学期で悩む学生、ちょっとこい」

今月(2019年9月6日のドラえもんSPと13日のクレしんSP)を持ってドラえもん(とクレヨンしんちゃん)が金曜19時台から土曜16時30分-17時に「お引越し(と言う名の左遷)」と言う記事を見て「あーついにかー」と思った。
今の若い子たちには全くピンとこないかも知れないが、私の子供時代は俗にいうゴールデンタイム(19時ー22時)にアニメーションが放送されるのが「当たり前」の時代であり俗にいう深夜アニメなど存在しなかった。(厳密に言うと不定期で年に1,2本は存在したが田舎地方局での放送は無かった)
アニメと言えば「午後7時」であり、それ以外だと18時台や一部17時台も多かった。現在に置いて主流キッズタイムである早朝放送(日曜だけだが)も当時から多く朝から高視聴率(15~20%)を連発していた。因みに最近における常勝1位「サザエさん」の視聴率がよくて11~12、悪い時は1桁と言う位置に居るので昔のアニメ放映が如何に視聴率勝負で重要な位置づけだったか見て取れる。
金曜7時台も常時5~8%と低迷してる中でよく残しているなと思って居たが、ついに枠移動が決まってしまった。これにより先にGW帯からアニメを無くしたテレ東系に続いてテレビ朝日系列からもゴールデンタイムアニメ枠が消滅し、これによりテレビアニメ文化が登場して以来、初めて民放主要5系列全てで毎週放送の「夜アニメ」が消える事になる。(ジブリ作品などは数字が良いので残りそうだが放送媒体の金曜ロードSHOWは不定期放送。視聴率争いが関係ないE-テレだけはGW帯作品が1,2本作品が残る)
TBS系列に関しては今年7月から一部深夜アニメを除き朝から夜までの全アニメ枠を廃止した。全部って凄くない?
今後もアニメ枠縮小化の傾向は続きそうで「アニメはネットか映画館(又はBS・CSの専門チャンネル)で見るもの!」と言う時代もそう遠くなく思う。
私的には結構大きなインパクトがあった話題なんだけど世間は冷静だなぁと思ったよ。
まあ、私自身テレビでアニメなど見ないんだけどね。(つーか、テレビ自体滅多に見ないです)
余談だけど深夜アニメって視聴率の計測器で計測しても0.1%以下(計測不可)の作品が多いらしいね。もはや一部「アニスキー」の為にボランティア放送しているレベル。
でも、テレ東で久々に午後7時からやっていたポケモン映画SPの視聴率が1.5%だったので大して深夜と変わらんなぁと思った。キッズは塾や習い事とか行ってるんやろなぁ。

閑話休題

学生さんは新学期ですねー。元気出して・・・行けないよね。
私には子供が居ないので分からんのですが最近の学校も荒れている所はあるんでしょうねー。何せ、私のガキの頃は学校が大荒れでして酷い目にあいました。ど田舎だから皆やることないでしょ?でも、無駄に体力だけは余ってるじゃん?加えて当時は「ヤンキー超カッコイイ」とか言う厄介な風潮が重なってテレビや漫画でもヤンキー作品が大人気ですよ。結果、当時は無かった言葉ですが今風の言葉で言うなら完全に「学級崩壊」レベルでしたね。ケンカ?校内暴力?虐め?喫煙?万引き?チャリドロ?ああ、当然でしたね。朝来たら校舎の窓ガラスが全部割れてた・・なんて言う尾崎豊の曲の歌詞かよ!」と突っ込みを入れたくなる事も何度もありました。やる事ないからボンタン気取って金髪バリバリでど田舎を闊歩する(当時の)中2病者が溢れていた素敵なマイ故郷です。

地域密着系ど田舎作品の「のんのんびより」位の極限田舎限界集落)になれば地域仲良しコミュニティを形成出来そうですが、中途半端な田舎は都市部より性質が悪いです。田舎に憧れて移住を考えているご家族はよくよくご検討ください。「本当にそこは笑顔溢れて暮らせる場所ですか?」


そういや近頃、壮大な規模で「学級崩壊」起こしちゃってる所があるらしいですね。なにせ隣のクラスだから困っちゃいますね。

何でも担任の教師は変な思想に取りつかれて生徒の事よりも大好きな同僚(同性愛)の事ばかり気にかけているらしいですね。異様に隣のクラスに対抗意識を燃やして何か大昔の話を蒸し返しては「謝罪しろー」とか「責任とれー」とか意味不明な事を言っちゃってるらしいですね。因みに、話を蒸し返される毎に謝罪をしているのに執拗に何回も言ってくる始末です。

生徒も生徒で何故か教師と同じように隣クラスへの対抗意識が高まってしまっているようで事あるごとに「内のクラスメイトがレイプされたー」、「強制的にパシリやらされたー」など根拠の無い事で大騒ぎしてクラス内の同調圧力が高まってるらしいですね。

一部の生徒が「いや、隣のクラスは悪くない。内のクラスの考えがオカシイ!」と言うと皆からシカとされたり酷い場合は物を投げつけられる様ですね。

隣のクラスの生徒が廊下を通ると「〇×▲ー!」。よき聞き取れないけど侮蔑らしき言葉が飛んでくるらしいですね。中には髪を引っ張られた女生徒も居ました。

余りにも酷いので「遺憾の意」をつたえると「お前らのクラスが悪いー」と更に感情的になり余計に関係が拗れるようです。中には隣クラスから分けて貰った備品を破壊する事までやり始めました。

ある日、唐突に「お前のクラスとの(運動会の)合同練習は中止だー!」と言ってきて、もうどうにも成らない状況に陥ってしまっています。しかも何故か常に上から目線です。

他のクラスより生活困窮者が多く、不良が増えてしまいクラス内の治安が悪くなり教師を擁護する側と教師糾弾派が対立し争いが広がり、益々、混沌する状況が広まって居ます。

終にはクラス内の学級崩壊ぶりにほとほと嫌気がさした生徒が次々と「遠くの学校」に転校して行くようになりました。
考えてみれば生徒はクラスを統制できない(しようとしない)無能な教師のせいで被害にあってるような物なので可哀想です。

生徒は相対的に弱い存在なので教師が力を合わせて助けてあげなくては行けないのに「この教師は隣クラスとの衝突ばかり起こし、同性愛ばかりにご執心で自分のクラスを顧みず「オレハワルクナイー、ワルイノハトナリダー」を繰り返すばかり。多少なりとも居るだろう真面目で冷静な生徒が本当に不憫で仕方ありません。

これでは転校したり不登校になったりする生徒が増えるのは当然ですね。真面目な生徒ほど被害にあうのは何処も同じです。

しかし何より悲しいのはこんなクラスが隣にある事です。
そしてこれは対岸の火事ではありません。この哀れな教師が自分の担任だったらと思うと背筋が寒くなります。外見、中身は違ってもこんな生徒を大事にしない思想が偏った教師が自分の担任になる可能性は十分にあるのです。

上記の「どこか」の様に
新学期になりまた予期せぬトラブルが起きるかも知れません。
自分で解決できない事を教師に相談しても無意味に徒労に終わるかも知れません。
「そこから避難する事」は決して恥ずかしい事ではありません。
心が気持ちが壊れてしまったら未来への道も崩れてしまいます。
根性や意地で問題は解決しません。
時間は問題や悩みを解決してくれません。

問題には過程があり、過程の先に原因があります。原因には解決へのアプローチを取らなければ行けません。時に解決には相談者が必要な事があります。

馬鹿で無知で愚かな大人も居ますが、そうではない人間も居ます。

貴方の声をしっかりと聴いてくれる人は居ます。

問題を解決するために相談する事を諦めないで下さい。

諦めからは何も生まれません。

・・・何か真面目な話になっちゃいましたね。でも、まあ大事な事なのでたまにはこんな話も良いでしょう。ちょうど9月にはいったばかりですから。

家の親も尊敬できるところは沢山あるんですが、やっぱ昔の人間だから「根性論」や「時間が解決する」とか言う非科学的、非合理的な思想があり、その点は個人的に納得は行かないです。

つまらない学校に行くよりウィキペディア見るほうが(まだ)ためになる。
その間にYOU TUBEも良いけどニコニコも見よう(媚)
気が向いたらフリースクール言って遊んでこよう!

心が少し元気になったらちょっとだけ将来の事を考えてみよう。

まずは笑顔がちょっとずつ増えればそれでええんやで。

と、おじさんは思います。

おわり~。