エリア別人口ランキング(全11地域)

本記事は引用HPを参考に筆者が興味本位で作成したデータである。細かなミス等があっても寛大な気持ちで見て欲しい。エリア別のカテゴライズも筆者特有の物なのでそのつもりで見て戴きたい。ランキングだけ見たい方は下部にスクロールである。

データ引用:ランキングサイト rank-J様
http://databasejapan.com/?p=7
(細かな人口データはこちらでご覧ください。平成22年のデータです。)

データ引用2:マンションくらし研究所 様
https://mansionmarket-lab.com/tokyo-population-ranking#23-2

〇基本、大まかな分類は地上波テレビ局の広域放送エリアに準拠しています。但し、広域でもそういう風に分けて無いエリアもあります。(岡山ー香川など)
〇個人的な見解により東京周辺は関東では無く「首都圏」としてあります。
〇静岡の分類は悩みましたが単独にせず東海圏に入れてあります。
〇人口密集地3地域を先に後は北から順になっています。
〇執拗ですが興味本位で作っただけなので細かなミスがあったら大目に見て下さい。確認出来次第修正はします。


(1)首都圏(関東圏)7県(3638万7796人)
東京都だけで全域人口の36.1%を占める。すべての都県で20位以内なのが特徴。東京都民の約7割が23区内に、神奈川県民の約4割は横浜市に住んでいる。
東京 1位
神奈川 2位
埼玉 5位
千葉 6位
茨城 11位
群馬 19位
栃木 20位
(東京23区と接する県(神奈川・千葉・埼玉)だけの人口)2940万2275

(2)関西圏6県(2090万3173人)
大阪府だけで全域人口の約42.4%を占める。上位3県(約1709万)と下位3県(約381万)の総人口の差が大きい。
大阪 3位
兵庫 7位
京都 13位
滋賀 28位
奈良 29位
和歌山 39位

(3)東海圏4県(1511万1223人)
愛知県だけで全域の約49%を占める(静岡を除いた場合、約65.3%)他の県の人口が少ない訳でなく愛知県が飛び抜けて多いのが特徴。
愛知 4位
静岡 10位
岐阜 17位
三重 22位
(静岡以外の3県の場合 1134万6216)
(静岡のみ 376万5007)これは横浜市(約369万)に近い

(4)北海道(550万6419人)
面積が日本一の北海道だが札幌市の人口は約191万で実に道民の約34.8%が札幌に居住している。
全体順位は8位

(5)東北6県(933万5636人)
全域で神奈川県(約905万)よりやや(30万程度)多い。人口比よりも全県的に高齢化率が高いのが特徴である。特に秋田県は高齢化率日本一である。
宮城 15位
福島 18位
青森 31位
岩手 32位
山形 35位
秋田 38位

(6)甲信越3県(538万9974人)
全域で北海道(約550万)よりやや(12万程度)少ない。全体的に内陸地が多く全体の面積で全国上位(長野は4位、新潟は5位)に来るほど広い土地の割には人口はさほど多くないのが特徴。これは盆地や山地が多く人口が密集し易い平地が少ないのが原因かと思われる。
新潟 14位
長野 16位
山梨 41位

(7)北陸3県(306万9349人)
全域で茨城(約297万)よりやや(10万程度)多い程度。3県とも日本海側にあり人口下位県が多い。富山は持ち家率全国1位。福井は全国有数の原発立地地域である。
石川 34位
富山 37位
福井 43位

(8)中国5県(756万3428人)
全域で愛知県(約741万)よりやや(15万程度)多い。人口比でみると山陽と山陰で大きな開きが見られる。なお、島根は人口減少に加え高齢化率の高さが顕著になっている。また、鳥取県の人口は東京23区内の杉並区(約55万・区内6位)と酷似しており足立区(約68万・区内5位)よりも少なくなっている。島根も同様に練馬区(約72万・区内2位)や大田区(約71万・区内3位)と拮抗しておりこの2県の人口の少なさが際立つデータと成っている。なお、1位の世田谷区は約88万に居り「特別区一つ」で県や政令指定都市に成れる人口がある。
広島 12位
岡山 21位
山口 25位
島根 46位
鳥取 47位
(山陽・広島/岡山/山口 625万7364)千葉県(約621万)と同程度。
(山陰・島根/鳥取 130万6064)岩手県(約133万)さいたま市(約122万)に近い。

(9)四国4県(397万7282人)
全域で静岡県(約376万)よりやや(20万程度)多い。横浜市(約369万)より割かし(30万程度)多い。愛媛以外は全て人口100万を割り込んでいる。全県的に人口流出割合の高さも顕著である。
愛媛 26位
香川 40位
徳島 44位
高知 45位
(瀬戸内海側・愛媛/香川 242万7335)新潟県(約237万)と名古屋市(約226万)に近い。
(太平洋側・徳島/高地 154万9947)山口県(約145万)と神戸市(約154万)に近い。

(10)九州7県(1320万3965人)
全域で東京都(1316万)より若干(5万程度)多い。福岡が突出して多いのでその点に目が行きがちだが南九州の人口が少ない訳ではない。
福岡 9位
熊本 23位
鹿児島 24位
長崎 27位
大分 33位
宮崎 36位
佐賀 42位
(北九州・福岡/佐賀/長崎/大分)854万5064(大阪府(約886万)に近い
(南九州・熊本/宮崎/鹿児島)465万8901(福岡県(約507万)に近い

(11)沖縄(139万2818人)
川崎市(約142万)より若干(3万)少ない。全国的に見ると人口の過密化が顕著である。
全体順位は30位

〇他に突出する点
・神奈川県(約905万)と東京23区(約927万)の人口はほぼ同じ。
・11位の茨城県(約296万)以下は横浜「市」(約369万)より人口が少ない。
鳥取県(約59万)は20ある「すべての」政令指定都市より人口が少ない政令指定都市最下位は静岡市の約70万)
鳥取県(約59万)と鹿児島市(約60万)の人口はほぼ同じ。
大阪府和歌山県は隣県であるが人口比を見ると8倍以上の開きがある。
・東京都は人口全国1位の都道府県だが島嶼(しょ)部には(福島原発地域の避難自治体を除き)全国で最も人口が少ない青ヶ島村八丈支庁所管)と言う自治体を有している。


【エリア別人口ランキング】(まとめ)

1位 首都圏(関東圏)7県 3638万7796人(東日本)
2位 関西圏6県 2090万3173人(西日本)
3位 東海圏4県 1511万1223人(東日本)
4位 九州圏7県 1320万3965人(西日本)
5位 東北圏6県 933万5636人(東日本)
6位 中国圏5県 756万3428人(西日本)
7位 北海道全域 550万6419人(東日本)
8位 甲信越圏3県 538万9974人(東日本)
9位 四国圏4県 397万7282人(西日本)
10位 北陸圏3県 306万9349人(東日本)
11位 沖縄全域 139万2818人(西日本)


東日本(東海エリアまで)7480万397人
西日本(関西より西側)4704万666人

 東京を含む首都圏の人口の多さと東海圏の人口の多さが大阪周辺に集中しがちの西日本エリアの人口を大きく引き離す結果となった。
 首都圏の人口は全体的に大きく伸びているが関西圏は大阪府以外は伸び悩んでいる。但し、福岡だけは飛びぬけて増加しており西日本エリアの増加に寄与している。東北(特に青森県)と四国は全体的に人口減少と「高齢化」が目立つ。特に日本海側の東北エリアの高齢化率は顕著である。データ上は東京23区を中心とした1都3県の更なる人口集中化が浮き彫りになっている。
 首都圏は群馬を除き県庁所在地の人口が増加しており東京特別区の人口は特に大きく伸びている。
 但し、政令指定都市だけ見れば東日本エリアも西日本エリアも同程度の都市数である。これは西日本エリアの府県の人口が県庁所在地に集中しているのが起因していると推測される。この現象は神戸市や京都市が顕著である。
 外国人労働者流入も含め首都圏人口の過密化は今後益々、進んでいくとみられる。想定されなければ行けない首都圏直下型の大震災への備えが何処まで出来るかがこれからの課題であろうか。以上である。

 それなりに真面目な記事も作るんですよ(笑)